MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第39回 臨床工学技士国家試験 午前 第62問

情報処理工学第39回午前

第39回 臨床工学技士国家試験 午前 第62問(情報処理工学)の正答は 1 です。可用性(Availability)は、許可された利用者が必要なときに情報やシステムを使える状態を保つこと。

問題
医療情報システムの安全管理に必要な要素である「可用性」に該当するのはどれか。
  1. 1. 必要な時に情報にアクセスできる。 ✓
  2. 2. 利用者が本人であることを保証する。
  3. 3. 情報が正確かつ完全な形で閲覧できる。
  4. 4. アクセスログを記録し後から追跡できる。
  5. 5. 許可された者のみが情報にアクセスできる。

正答:1番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。答えはアプリの学習記録に残ります(登録不要) — 弱点分析・成績グラフはアプリで
この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 63.9%標準

36人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:1番 — 必要な時に情報にアクセスできる。

可用性(Availability)は、許可された利用者が必要なときに情報やシステムを使える状態を保つこと。障害・停止・災害で使えなくなることへの備えがこれに当たる。


【各選択肢の解説】

1. 必要な時に情報にアクセスできる。
✅ 正しい。可用性の定義そのもの。システムの冗長化やバックアップ、停電対策は可用性を守るための対策である。
2. 利用者が本人であることを保証する。
❌ 誤り。正しくは真正性(Authenticity)の説明。利用者や情報が「主張どおりのものである」ことを指す。
3. 情報が正確かつ完全な形で閲覧できる。
❌ 誤り。正しくは完全性(Integrity)の説明。情報が改ざん・欠落なく正確であることを指す。
4. アクセスログを記録し後から追跡できる。
❌ 誤り。正しくは責任追跡性(Accountability)の説明。誰がいつ何をしたかを後から追える性質。
5. 許可された者のみが情報にアクセスできる。
❌ 誤り。正しくは機密性(Confidentiality)の説明。許可のない者に情報を見せない性質。

【試験対策ポイント】

要素中身対策の例
機密性許可された者だけが使えるアクセス制御・暗号化
完全性正確で改ざんされていない改ざん検知・電子署名
可用性必要なときに使える冗長化・バックアップ
  • 上の3つが情報セキュリティの3要素(CIA)。追加要素として真正性・責任追跡性・否認防止・信頼性がある(JIS Q 27000)。
  • 電子保存の3基準「真正性・見読性・保存性」(厚生労働省 医療情報システムの安全管理に関するガイドライン)と混同しない。
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✍️ この解説の作成・点検

ST-Toolbox編集部(医療系国家試験の過去問を解説する現役の医療専門職が運営)が、臨床工学技士国家試験の出題基準と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

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