第39回 臨床工学技士国家試験 午前 第63問
システム工学第39回午前
第39回 臨床工学技士国家試験 午前 第63問(システム工学)の正答は 4 です。図1では帰還信号は「G の出力 × K」。
問題
図1 のブロック線図を図2 のように等価変換したとき、伝達関数 A はどれか。
- 1. H+K
- 2. K-H
- 3. HK
- 4. K/H ✓
- 5. K/G
正答:4番
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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)
初回正答率 42.9%難問
35人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:4番 — K/H
図1では帰還信号は「G の出力 × K」。図2では引き出し点が H の後ろ(Y)へ移ったので、そこでの信号は G の出力の H 倍になっている。帰還信号を変えないためには A×H=K、すなわち A=K/H。
【各選択肢の解説】
図の読み:図1は G の出力から引き出して K を通し、加え合わせ点へ負で戻す。H はループの外。図2は H の出力(Y)から引き出して A を通して戻す。
途中式:G の出力を U とおく。
- 図1の帰還信号 = K・U
- 図2の帰還信号 = A・(H・U)
- 等しくするので A・H = K → A = K/H
1. H+K
❌ 誤り。和はブロックの並列結合で現れる形。正しくは引き出し点の移動では H で割る補正が入り K/H。
❌ 誤り。和はブロックの並列結合で現れる形。正しくは引き出し点の移動では H で割る補正が入り K/H。
2. K-H
❌ 誤り。差も並列結合(片方を負で加える)の形。正しくは K/H。
❌ 誤り。差も並列結合(片方を負で加える)の形。正しくは K/H。
3. HK
❌ 誤り。H を掛けるのは引き出し点を H の後ろから前へ移すときの補正で、向きが逆。正しくは後ろへ移したので H で割る K/H。
❌ 誤り。H を掛けるのは引き出し点を H の後ろから前へ移すときの補正で、向きが逆。正しくは後ろへ移したので H で割る K/H。
4. K/H
✅ 正しい。引き出し点で信号がすでに H 倍されているので、帰還側に 1/H を掛けて打ち消すと元の K と同じ帰還信号になる。
✅ 正しい。引き出し点で信号がすでに H 倍されているので、帰還側に 1/H を掛けて打ち消すと元の K と同じ帰還信号になる。
5. K/G
❌ 誤り。引き出し点は G の後ろのまま H を越えただけで、G は移動に関係しない。正しくは越えたブロック H で割る K/H。
❌ 誤り。引き出し点は G の後ろのまま H を越えただけで、G は移動に関係しない。正しくは越えたブロック H で割る K/H。
【試験対策ポイント】
| 変換 | 補正(移した枝に入れるもの) |
|---|---|
| 引き出し点をブロック P の後ろへ移す | 1/P |
| 引き出し点をブロック P の前へ移す | P |
| 加え合わせ点をブロック P の後ろへ移す | P |
| 加え合わせ点をブロック P の前へ移す | 1/P |
- 迷ったら変換前後の全体の伝達関数を両方書いて一致させる。負帰還の基本形は G/(1+G×帰還要素)。
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