MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第39回 臨床工学技士国家試験 午前 第90問

医用材料第39回午前

第39回 臨床工学技士国家試験 午前 第90問(医用材料)の正答は 4 です。膠原線維の主成分はコラーゲン、エラスチンは弾性線維の主成分。

問題
天然高分子について誤っているのはどれか。
  1. 1. コラーゲンは再生医療材料に用いられる。
  2. 2. ゼラチンは変性したコラーゲンである。
  3. 3. シルク(絹)は縫合糸に用いられる。
  4. 4. エラスチンは膠原線維である。 ✓
  5. 5. キチンは多糖類である。

正答:4番

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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 57.9%標準

38人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:4番 — エラスチンは膠原線維である。

膠原線維の主成分はコラーゲン、エラスチンは弾性線維の主成分。2種類の線維タンパクを取り違えさせる問題。


【各選択肢の解説】

1. コラーゲンは再生医療材料に用いられる。
✅ 正しい。生体由来で細胞がなじみやすく、分解吸収されるため、足場材(スキャフォールド)・人工皮膚・止血材などに使われる。
2. ゼラチンは変性したコラーゲンである。
✅ 正しい。コラーゲンを加熱などで変性させ、三重らせん構造をほどいたものがゼラチン。
3. シルク(絹)は縫合糸に用いられる。
✅ 正しい。絹糸は扱いやすく結びやすいため、古くから縫合糸として使われ、非吸収性縫合糸に分類される。
4. エラスチンは膠原線維である。
❌ 誤り(=正答)。正しくは、エラスチンは弾性線維の主成分で、伸び縮みする性質を担う。膠原線維はコラーゲンからなり、引っ張り強度を担う。
5. キチンは多糖類である。
✅ 正しい。N-アセチルグルコサミンがつながった多糖で、カニ・エビの殻に含まれ、創傷被覆材などに使われる。

【試験対策ポイント】

分類材料
タンパク質コラーゲン(膠原線維)・ゼラチン・エラスチン(弾性線維)・シルク
多糖類キチン・キトサン・セルロース・ヒアルロン酸・アルギン酸

「膠原=コラーゲン、弾性=エラスチン」。

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