MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第39回 臨床工学技士国家試験 午前 第89問

医用材料第39回午前

第39回 臨床工学技士国家試験 午前 第89問(医用材料)の正答は 2 です。再生セルロース膜の表面に並ぶ水酸基(−OH)に補体成分C3bが結合し、補体の第二経路(副経路)が活性化される。

問題
セルロースによる補体活性化の要因はどれか。
  1. 1. アセチル基
  2. 2. 水酸基 ✓
  3. 3. メチル基
  4. 4. 硫酸基
  5. 5. カルボニル基

正答:2番

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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 51.4%標準

37人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:2番 — 水酸基

再生セルロース膜の表面に並ぶ水酸基(−OH)に補体成分C3bが結合し、補体の第二経路(副経路)が活性化される。透析開始直後の一過性の白血球減少の原因として知られる。


【各選択肢の解説】

1. アセチル基
❌ 誤り。セルロースの水酸基の一部をアセチル基に置き換えた酢酸セルロース膜は、補体活性化が少なくなる。正しくは、アセチル基は活性化を抑える側。
2. 水酸基
✅ 正しい。C3bは水酸基と共有結合して膜表面にとどまり、第二経路の増幅が起こる。再生セルロース(キュプロファン)膜で顕著。
3. メチル基
❌ 誤り。セルロースの補体活性化の要因として挙げられる基ではない。正しくは、要因は水酸基。
4. 硫酸基
❌ 誤り。セルロースの補体活性化の要因ではない。正しくは、要因は水酸基。
5. カルボニル基
❌ 誤り。セルロースの補体活性化の要因として挙げられる基ではない。正しくは、要因は水酸基。

【試験対策ポイント】

透析膜補体活性化
再生セルロース(キュプロファン)強い(水酸基が露出)
酢酸セルロース弱まる(水酸基をアセチル化)
合成高分子膜(PS・PMMA など)少ない

「セルロースの補体活性化=水酸基」「水酸基を置換すると改善」をセットで覚える。

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