第39回 臨床工学技士国家試験 午後 第33問
第39回 臨床工学技士国家試験 午後 第33問(各種治療機器)の正答は 2 です。DDDRは、心房・心室の両方でペーシング(D)とセンシング(D)を行い、感知に対して抑制と同期の両方で応答し(D)、4文字目のR=レートモジュレーション(心拍応答機能)を持つ。
- 1. a、b、c
- 2. a、b、e ✓
- 3. a、d、e
- 4. b、c、d
- 5. c、d、e
正答:2番
初回正答率 59.4%標準
32人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
DDDRは、心房・心室の両方でペーシング(D)とセンシング(D)を行い、感知に対して抑制と同期の両方で応答し(D)、4文字目のR=レートモジュレーション(心拍応答機能)を持つ。自己波があれば抑制、出なければペーシング、が基本の動作。
【各選択肢の解説】
a.心拍応答機能がある。
✅ 正しい。4文字目のRは、体動や分時換気量などのセンサで身体の需要を推定してペーシングレートを変える機能。
b.VVI モードに設定できる。
✅ 正しい。DDD(R)のペースメーカは、プログラマでVVI・AAI・DDIなど下位のモードに変更できる(心房細動が出たときなど)。
c.電極リードは3 本である。
❌ 誤り。正しくは心房用と心室用の2本。3本(右房・右室・左室)は心臓再同期療法(CRT)の両心室ペーシング。
d.心房波レートが設定より多ければ心房ペーシングを行う。
❌ 誤り。自己心房波を感知すると心房ペーシングは抑制される。正しくは、心房ペーシングを行うのは自己心房波が設定レートより遅い(設定時間内に出ない)とき。
e.AV ディレイ内に心室波がなければ心室ペーシングを行う。
✅ 正しい。心房の感知またはペーシングから、設定したAVディレイの間に自己心室波を感知しなければ心室をペーシングする(同期)。これで心房→心室の順の収縮を保つ。
❌ 誤り。c(リード3本)が誤り。正しくはa・b・eの2番。
✅ 正しい(=正答)。3つとも正しい記述。
❌ 誤り。d(自己心房波があるのに心房ペーシング)が誤り。正しくは2番。
❌ 誤り。c・dが誤り。正しくは2番。
❌ 誤り。c・dが誤り。正しくは2番。
【試験対策ポイント】
| 文字 | 意味 | 記号 |
|---|---|---|
| 1文字目 | ペーシング部位 | A・V・D(両方)・O |
| 2文字目 | センシング部位 | A・V・D・O |
| 3文字目 | 感知したときの応答 | I(抑制)・T(同期)・D(両方)・O |
| 4文字目 | レートモジュレーション | R・O |
- VVI=心室リード1本の心室デマンド。DDD=心房・心室の2本で房室順次ペーシング。
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