MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第39回 臨床工学技士国家試験 午後 第41問

医用機器の安全管理第39回午後

第39回 臨床工学技士国家試験 午後 第41問(医用機器の安全管理)の正答は 1 です。JIS T 0601-1(医用電気機器の基礎安全)の保護接地回路抵抗の試験では、25 Aまたは定格電流の1.5倍のどちらか大きい方の交流電流を流し、そのときの電圧降下から抵抗を出す。

問題
定格電流10 A のME 機器の保護接地回路抵抗をJIS T 0601-1 に基づいて測定したところ、電圧計の表示値が1.5 V であった。このME 機器の保護接地回路抵抗[mΩ]はどれか。
  1. 1. 60 ✓
  2. 2. 75
  3. 3. 100
  4. 4. 120
  5. 5. 150

正答:1番

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この問題の正答率(MEカコモン利用者の実データ)

初回正答率 37.9%参考値

29人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、MEカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:1番 — 60

JIS T 0601-1(医用電気機器の基礎安全)の保護接地回路抵抗の試験では、25 Aまたは定格電流の1.5倍のどちらか大きい方の交流電流を流し、そのときの電圧降下から抵抗を出す。定格10 Aの1.5倍は15 Aで25 Aより小さいので、測定電流は25 A。

R=V÷I=1.5 V÷25 A=0.06 Ω=60 mΩ


【各選択肢の解説】

1. 60
✅ 正しい。測定電流25 A、電圧1.5 VからR=1.5÷25=0.06 Ω=60 mΩ。
2. 75
❌ 誤り。1.5 V÷20 A=75 mΩで、測定電流を20 Aとした値。正しくは25 Aで割って60 mΩ。
3. 100
❌ 誤り。1.5 V÷15 A=100 mΩで、定格電流の1.5倍(15 A)を測定電流にした値。25 Aの方が大きいので、正しくは25 Aで割って60 mΩ。
4. 120
❌ 誤り。1.5 V÷12.5 A=120 mΩに当たり、規定にない電流で割った値。正しくは60 mΩ。
5. 150
❌ 誤り。1.5 V÷10 A=150 mΩで、定格電流10 Aで割った値。正しくは測定電流25 Aで割って60 mΩ。

【試験対策ポイント】

項目規定(JIS T 0601-1)
測定電流交流25 Aまたは定格電流の1.5倍の大きい方
通電時間5〜10秒
電源の無負荷電圧6 V以下
許容値電源コードなし0.1 Ω以下・着脱できない電源コード込み0.2 Ω以下
  • 本問の60 mΩは許容値0.1 Ω(100 mΩ)以下に収まる。
  • 「1.5倍=15 A」で割ると選択肢3(100 mΩ)に落ちる。
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