MEカコモン臨床工学技士国家試験 過去問・解説

第39回 臨床工学技士国家試験 午後 第41問

医用機器の安全管理第39回午後

第39回 臨床工学技士国家試験 午後 第41問(医用機器の安全管理)の正答は 1 です。JIS T 0601-1の保護接地回路抵抗測定では、測定電流に交流25 A(または定格電流の1.5倍のいずれか大きい方)を5〜10秒間流す。

問題
定格電流10 A のME 機器の保護接地回路抵抗をJIS T 0601-1 に基づいて 測定したところ、電圧計の表示値が1.5 V であった。このME 機器の保護接地回 路抵抗[mX]はどれか。
  1. 1. 60
  2. 2. 75
  3. 3. 100
  4. 4. 120
  5. 5. 150

正答:1番

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解説
■ 正答:1番 — 60

JIS T 0601-1の保護接地回路抵抗測定では、測定電流に交流25 A(または定格電流の1.5倍のいずれか大きい方)を5〜10秒間流す。定格電流10 Aなら1.5倍で15 Aだが、25 Aの方が大きいので測定電流は25 A。抵抗R=電圧/電流=1.5 V÷25 A=0.06 Ω=60 mΩ。よって1番。


【各選択肢の解説】

1. 60
✅ 正しい。R=V/I=1.5/25=0.06 Ω=60 mΩ。
2. 75
❌ 誤り。測定電流を20 Aとした場合の値で、規定の25 Aではない。
3. 100
❌ 誤り。100 mΩは保護接地回路抵抗の許容限度(0.1 Ω)そのもので、本問の計算値ではない。
4. 120
❌ 誤り。測定電流を12.5 A相当とした規定外の値。
5. 150
❌ 誤り。定格電流10 Aそのもので割った値。測定電流は25 A。

【試験対策ポイント】

項目規定
測定電流交流25 A または定格電流の1.5倍の大きい方
通電時間5〜10秒
無負荷電圧6 V以下
抵抗許容限度本体内0.1 Ω以下(電源コード込み0.2 Ω以下)

計算はオームの法則R=V/Iだけ。測定電流を25 Aと即断できるかが勝負。定格電流の1.5倍(15 A)に引っかからないこと。

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