第50回 作業療法士国家試験 午前 第26問
リハビリテーション医学第50回午前
第50回 作業療法士国家試験 午前 第26問(リハビリテーション医学)の正答は 1・5 です。FIMは「誰の手も借りずにできるか(6・7点)」「手は触れないが人が要るか(5点)=監視・準備・指示」「手を貸すならどれだけ自分でしたか(1〜4点)」の順で採点する。
問題
FIMの評定で正しいのはどれか。2つ選べ。
- 1. 浴槽移乗7点:浴槽の縁に腰掛けて浴槽をまたぐ。浴槽内でしゃがみ、立てる。 ✓
- 2. 食事6点:ホルダー付きスプーンを介助者に装着してもらい、食事動作は自立している。
- 3. 記憶5点:メモリーノートを用いて自立し、問題を生じていない。
- 4. トイレ動作4点:服を上げるのが不十分で介助者の口頭指示を必要とする。
- 5. 更衣(上半身)2点:前開きシャツで非麻痺側の袖通しはできるが、他は介助を要する。 ✓
正答:1・5番
次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。答えはアプリの学習記録に残ります(登録不要) — 弱点分析・成績グラフはアプリで
この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 56.3%参考値
16人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:1・5番 — 浴槽移乗7点:浴槽の縁に腰掛けて浴槽をまたぐ。浴槽内でしゃがみ、立てる。・更衣(上半身)2点:前開きシャツで非麻痺側の袖通しはできるが、他は介助を要する。
FIMは「誰の手も借りずにできるか(6・7点)」「手は触れないが人が要るか(5点)=監視・準備・指示」「手を貸すならどれだけ自分でしたか(1〜4点)」の順で採点する。この区分に当てはめると、1と5が正しい。
【各選択肢の解説】
1. 浴槽移乗7点:浴槽の縁に腰掛けて浴槽をまたぐ。浴槽内でしゃがみ、立てる。
✅ 正しい。(=正答)補助具も介助者もなしに、浴槽の縁に腰掛けてまたぎ、浴槽内でしゃがんで立つ一連の動作を自分で安全に行えている。補助具も監視も要らないので7点(完全自立)である。
✅ 正しい。(=正答)補助具も介助者もなしに、浴槽の縁に腰掛けてまたぎ、浴槽内でしゃがんで立つ一連の動作を自分で安全に行えている。補助具も監視も要らないので7点(完全自立)である。
2. 食事6点:ホルダー付きスプーンを介助者に装着してもらい、食事動作は自立している。
❌ 誤り。自助具を介助者に装着してもらうのは「準備」にあたる。正しくは5点(監視・準備)。自分で自助具を装着して食べられれば6点(修正自立)になる。
❌ 誤り。自助具を介助者に装着してもらうのは「準備」にあたる。正しくは5点(監視・準備)。自分で自助具を装着して食べられれば6点(修正自立)になる。
3. 記憶5点:メモリーノートを用いて自立し、問題を生じていない。
❌ 誤り。メモリーノートは記憶の補助手段で、自分で使って問題なく過ごせているなら他者の関わりは要らない。正しくは6点(修正自立)である。
❌ 誤り。メモリーノートは記憶の補助手段で、自分で使って問題なく過ごせているなら他者の関わりは要らない。正しくは6点(修正自立)である。
4. トイレ動作4点:服を上げるのが不十分で介助者の口頭指示を必要とする。
❌ 誤り。口頭指示だけで、介助者が体に触れて手伝っていない。正しくは5点(監視・指示・促し)で、4点(最小介助)は手で触れる程度の介助を要し、自分で75%以上を行う場合である。
❌ 誤り。口頭指示だけで、介助者が体に触れて手伝っていない。正しくは5点(監視・指示・促し)で、4点(最小介助)は手で触れる程度の介助を要し、自分で75%以上を行う場合である。
5. 更衣(上半身)2点:前開きシャツで非麻痺側の袖通しはできるが、他は介助を要する。
✅ 正しい。(=正答)前開きシャツの上衣更衣で、自分でできるのは非麻痺側の袖通しだけで、残りの大部分は介助を要する。自分で行う割合が25%以上50%未満にあたるので2点(最大介助)である。
✅ 正しい。(=正答)前開きシャツの上衣更衣で、自分でできるのは非麻痺側の袖通しだけで、残りの大部分は介助を要する。自分で行う割合が25%以上50%未満にあたるので2点(最大介助)である。
【試験対策ポイント】
| 点 | 区分 | 見分け方 |
|---|---|---|
| 7 | 完全自立 | 補助具なし・時間内・安全 |
| 6 | 修正自立 | 補助具の使用・時間がかかる・安全への配慮が要る(他者は不要) |
| 5 | 監視・準備 | 見守り・指示・促し・準備(自助具の装着を含む)。体に触れない |
| 4 | 最小介助 | 手で触れる程度。自分で75%以上 |
| 3 | 中等度介助 | 自分で50%以上75%未満 |
| 2 | 最大介助 | 自分で25%以上50%未満 |
| 1 | 全介助 | 自分で25%未満 |
ひっかけは「物(補助具・ノート)だけなら6点、人が関われば5点以下」。
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