OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

第50回 作業療法士国家試験 午前 第56問

解剖学第50回午前

第50回 作業療法士国家試験 午前 第56問(解剖学)の正答は 1 です。洞結節(洞房結節、SA node)は右心房の上大静脈開口部付近(右心房壁)に存在する。

問題
洞結節があるのはどれか。
  1. 1. 右心房
  2. 2. 右心室
  3. 3. 左心房
  4. 4. 頸動脈洞
  5. 5. 冠静脈洞

正答:1番

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解説
■ 正答:1番 — 右心房

洞結節(洞房結節、SA node)は右心房の上大静脈開口部付近(右心房壁)に存在する。心臓の正常ペースメーカーとして自発的に規則的な電気インパルスを発生させ、心拍リズムを制御する。


【各選択肢の解説】

1. 右心房
✅ 正しい。洞結節は右心房の上大静脈と右心耳の境界付近(右心房の上外側壁)に存在する。60〜100回/分の自動能を持つ。
2. 右心室
❌ 誤り。右心室には洞結節はない。房室結節→His束→右脚・左脚→Purkinje線維が分布する。
3. 左心房
❌ 誤り。左心房には洞結節はない。
4. 頸動脈洞
❌ 誤り。頸動脈洞は圧受容器が存在する部位(内頸動脈起始部の膨隆)。洞結節とは全く別の構造。
5. 冠静脈洞
❌ 誤り。冠静脈洞は心臓の静脈血を集めて右心房に開口する静脈洞。洞結節とは異なる。

【試験対策ポイント】

刺激伝導系の順序:洞結節(右心房)→房室結節(心房中隔下部)→His束→右脚・左脚→Purkinje線維→心室筋。洞結節は心拍数60〜100/分のペースメーカー。心房細動では洞結節の規則的な発火が乱れ、不規則なfwave(細動波)が生じる。


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