OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

第50回 作業療法士国家試験 午前 第70問

運動学第50回午前

第50回 作業療法士国家試験 午前 第70問(運動学)の正答は 4 です。肩甲下筋は肩甲骨の前面(肩甲下窩)から起こり小結節に付く回旋筋腱板の1つで、腱板4筋のうち内旋に働くのはこの筋だけである。

問題
基本肢位からの肩関節の運動で正しいのはどれか。
  1. 1. 広背筋は屈曲に作用する。
  2. 2. 棘上筋は内転に作用する。
  3. 3. 大円筋は外旋に作用する。
  4. 4. 肩甲下筋は内旋に作用する。 ✓
  5. 5. 棘下筋は水平屈曲に作用する。

正答:4番

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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 71.4%やさしい

35人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:4番 — 肩甲下筋は内旋に作用する

肩甲下筋は肩甲骨の前面(肩甲下窩)から起こり小結節に付く回旋筋腱板の1つで、腱板4筋のうち内旋に働くのはこの筋だけである。


【各選択肢の解説】

1. 広背筋は屈曲に作用する。
❌ 広背筋は肩関節の伸展・内転・内旋に働く。正しくは、屈曲に働くのは三角筋前部・大胸筋(鎖骨部)・烏口腕筋など。
2. 棘上筋は内転に作用する。
❌ 棘上筋は肩関節の外転に働く。正しくは、内転に働くのは大胸筋・広背筋・大円筋など。
3. 大円筋は外旋に作用する。
❌ 大円筋は広背筋と同じく伸展・内転・内旋に働く。正しくは、外旋に働くのは棘下筋・小円筋。
4. 肩甲下筋は内旋に作用する。
✅ 正しい。肩甲下筋は上腕骨の前方(小結節)に付くため、収縮すると上腕骨頭を前から内側へ回す=内旋になる。
5. 棘下筋は水平屈曲に作用する。
❌ 棘下筋は大結節の後ろに付き、主に外旋、ほかに水平伸展(水平外転)に働く。正しくは、水平屈曲(水平内転)に働くのは大胸筋・三角筋前部など。

【試験対策ポイント】

腱板の筋停止主な作用
棘上筋大結節外転
棘下筋大結節外旋
小円筋大結節外旋
肩甲下筋小結節内旋

広背筋と大円筋は同じ作用(伸展・内転・内旋)。「大」円筋と「小」円筋は回旋が逆。

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