第50回 作業療法士国家試験 午後 第53問
解剖学第50回午後
第50回 作業療法士国家試験 午後 第53問(解剖学)の正答は 1 です。広背筋は胸椎下部・腰椎・仙骨の棘突起(胸腰筋膜を介する)と腸骨稜に加え、下位の肋骨からも起こり、上腕骨の小結節稜に停止する。
問題
肋骨に付着する筋はどれか。
- 1. 広背筋 ✓
- 2. 僧帽筋
- 3. 小円筋
- 4. 大菱形筋
- 5. 肩甲下筋
正答:1番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 47.2%難問
36人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:1番 — 広背筋
広背筋は胸椎下部・腰椎・仙骨の棘突起(胸腰筋膜を介する)と腸骨稜に加え、下位の肋骨からも起こり、上腕骨の小結節稜に停止する。選択肢のほかの筋は、脊柱・肩甲骨・上腕骨・鎖骨の間に付き、肋骨には付かない。
【各選択肢の解説】
1. 広背筋
✅ 正しい。起始の一部が下位3〜4本の肋骨にある。起始が体幹の広い範囲にわたるため、肋骨にも付着する。
✅ 正しい。起始の一部が下位3〜4本の肋骨にある。起始が体幹の広い範囲にわたるため、肋骨にも付着する。
2. 僧帽筋
❌ 誤り。肋骨には付かない。正しくは、起始は後頭骨(上項線・外後頭隆起)・項靱帯・第7頸椎と全胸椎の棘突起で、停止は鎖骨外側1/3・肩峰・肩甲棘である。
❌ 誤り。肋骨には付かない。正しくは、起始は後頭骨(上項線・外後頭隆起)・項靱帯・第7頸椎と全胸椎の棘突起で、停止は鎖骨外側1/3・肩峰・肩甲棘である。
3. 小円筋
❌ 誤り。肋骨には付かない。正しくは、起始は肩甲骨の外側縁で、停止は上腕骨の大結節(下部)である。
❌ 誤り。肋骨には付かない。正しくは、起始は肩甲骨の外側縁で、停止は上腕骨の大結節(下部)である。
4. 大菱形筋
❌ 誤り。肋骨には付かない。正しくは、起始は第2〜5胸椎の棘突起で、停止は肩甲棘より下の肩甲骨内側縁である。
❌ 誤り。肋骨には付かない。正しくは、起始は第2〜5胸椎の棘突起で、停止は肩甲棘より下の肩甲骨内側縁である。
5. 肩甲下筋
❌ 誤り。肋骨には付かない。正しくは、起始は肩甲骨の前面(肩甲下窩)で、停止は上腕骨の小結節である。肋骨面に接するが付着はしない。
❌ 誤り。肋骨には付かない。正しくは、起始は肩甲骨の前面(肩甲下窩)で、停止は上腕骨の小結節である。肋骨面に接するが付着はしない。
【試験対策ポイント】
| 筋 | 起始 | 停止 |
|---|---|---|
| 広背筋 | 下位胸椎〜仙骨の棘突起・腸骨稜・下位肋骨 | 上腕骨小結節稜 |
| 僧帽筋 | 後頭骨・項靱帯・C7〜T12棘突起 | 鎖骨外側1/3・肩峰・肩甲棘 |
| 大菱形筋 | T2〜T5棘突起 | 肩甲骨内側縁 |
| 小円筋 | 肩甲骨外側縁 | 上腕骨大結節 |
| 肩甲下筋 | 肩甲下窩 | 上腕骨小結節 |
肩甲骨・鎖骨・上腕骨に付く筋で肋骨にも付くものは、代表的には広背筋のほか、前鋸筋・小胸筋・大胸筋(肋軟骨)・鎖骨下筋(第1肋骨と肋軟骨の境)がある。
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