第50回 作業療法士国家試験 午後 第61問
生理学第50回午後
第50回 作業療法士国家試験 午後 第61問(生理学)の正答は 5 です。運動単位=1本の運動ニューロンとそれが支配する筋線維群。
問題
運動単位について正しいのはどれか。
- 1. 運動神経終末には髄鞘がある。
- 2. 運動終板は筋線維の深部に存在する。
- 3. 運動神経活動電位の発生によって筋弛緩が生じる。
- 4. 運動神経終末のシナプス間隙にドパミンが放出される。
- 5. 正常では1つの筋線維につき1個の神経筋接合部が存在する。 ✓
正答:5番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 29.6%参考値
27人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:5番 — 正常では1つの筋線維につき1個の神経筋接合部が存在する。
運動単位=1本の運動ニューロンとそれが支配する筋線維群。1本の運動ニューロンは多数の筋線維を支配するが、1本の筋線維が受ける神経筋接合部は原則1か所である。
【各選択肢の解説】
1. 運動神経終末には髄鞘がある。
❌ 誤り。運動神経の軸索は有髄だが、筋線維に近づくと髄鞘を失って枝分かれする。正しくは、運動神経終末は無髄でSchwann細胞に覆われている。
❌ 誤り。運動神経の軸索は有髄だが、筋線維に近づくと髄鞘を失って枝分かれする。正しくは、運動神経終末は無髄でSchwann細胞に覆われている。
2. 運動終板は筋線維の深部に存在する。
❌ 誤り。正しくは、運動終板は筋線維の表面(筋線維膜)にあり、神経終末とシナプス間隙をはさんで向かい合う。
❌ 誤り。正しくは、運動終板は筋線維の表面(筋線維膜)にあり、神経終末とシナプス間隙をはさんで向かい合う。
3. 運動神経活動電位の発生によって筋弛緩が生じる。
❌ 誤り。正しくは、活動電位が神経終末に届くとアセチルコリンが放出され、終板電位→筋線維の活動電位→筋収縮が起こる。
❌ 誤り。正しくは、活動電位が神経終末に届くとアセチルコリンが放出され、終板電位→筋線維の活動電位→筋収縮が起こる。
4. 運動神経終末のシナプス間隙にドパミンが放出される。
❌ 誤り。正しくは、神経筋接合部の伝達物質はアセチルコリンで、終板のニコチン性受容体に結合する。
❌ 誤り。正しくは、神経筋接合部の伝達物質はアセチルコリンで、終板のニコチン性受容体に結合する。
5. 正常では1つの筋線維につき1個の神経筋接合部が存在する。
✅ 正しい。発生の途中では1本の筋線維が複数の神経から支配されるが、成熟とともに1本に整理され、1筋線維=1神経筋接合部となる。
✅ 正しい。発生の途中では1本の筋線維が複数の神経から支配されるが、成熟とともに1本に整理され、1筋線維=1神経筋接合部となる。
【試験対策ポイント】
| 項目 | 正しい姿 |
|---|---|
| 神経終末 | 無髄 |
| 運動終板の位置 | 筋線維の表面 |
| 伝達物質 | アセチルコリン |
| 興奮の結果 | 筋収縮 |
| 支配の関係 | 1ニューロン→多数の筋線維/1筋線維←1接合部 |
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