OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

第50回 作業療法士国家試験 午後 第62問

生理学第50回午後

第50回 作業療法士国家試験 午後 第62問(生理学)の正答は 5 です。動く景色(乗り物)を目で追う緩徐相と、逆方向へ目を戻す急速相が繰り返されるのが視運動性眼振で、正常な人に生じる生理的眼振である。

問題
静止している人が、動いている乗り物を注視する際にみられる生理的な眼球運動に含まれるのはどれか。
  1. 1. 固視微動
  2. 2. 注視眼振
  3. 3. 頭位眼振
  4. 4. 回転後眼振
  5. 5. 視運動性眼振 ✓

正答:5番

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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 34.5%参考値

29人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:5番 — 視運動性眼振

動く景色(乗り物)を目で追う緩徐相と、逆方向へ目を戻す急速相が繰り返されるのが視運動性眼振で、正常な人に生じる生理的眼振である。静止している人に視覚刺激だけで起こる点が見分けの軸。


【各選択肢の解説】

1. 固視微動
❌ 誤り。固視微動も生理的な眼球運動だが、静止した目標を見つめている間に生じるごく小さな動きである。正しくは、動く対象を追うときの眼球運動ではない。
2. 注視眼振
❌ 誤り。正しくは、ある方向を見続けようとすると生じる眼振で、主に小脳・脳幹の障害でみられる病的眼振である。
3. 頭位眼振
❌ 誤り。正しくは、頭の位置を変えると誘発される眼振で、良性発作性頭位めまい症など前庭の障害でみられる。
4. 回転後眼振
❌ 誤り。正しくは、身体の回転を急に止めた後に半規管の刺激で生じる前庭性の眼振で、静止している人が景色を見て起こるものではない。
5. 視運動性眼振
✅ 正しい。視野を流れる対象を追う(緩徐相)→次の対象へ目を戻す(急速相)を繰り返す。電車の窓から景色を見るときに生じるため鉄道眼振とも呼ばれる。

【試験対策ポイント】

眼球運動誘発する刺激生理/病的
固視微動静止した目標の注視生理的
視運動性眼振動く視覚対象生理的
回転後眼振身体の回転の停止生理的(前庭性)
注視眼振一方向の注視主に病的
頭位眼振頭位の変化主に病的
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ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、作業療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

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