第50回 作業療法士国家試験 午後 第64問
生理学第50回午後
第50回 作業療法士国家試験 午後 第64問(生理学)の正答は 4 です。レム睡眠(REM=rapid eye movement)は名前のとおり急速眼球運動が出る睡眠段階で、脳波は覚醒に近いのに骨格筋は脱力している(逆説睡眠)。
問題
レム睡眠について正しいのはどれか。
- 1. 筋緊張が亢進する。
- 2. 脳波は高振幅である。
- 3. 入眠直後に多く出現する。
- 4. 急速眼球運動がみられる。 ✓
- 5. 一晩に20回程度みられる。
正答:4番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 65.5%参考値
29人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:4番 — 急速眼球運動がみられる。
レム睡眠(REM=rapid eye movement)は名前のとおり急速眼球運動が出る睡眠段階で、脳波は覚醒に近いのに骨格筋は脱力している(逆説睡眠)。
【各選択肢の解説】
1. 筋緊張が亢進する。
❌ 誤り。正しくは、レム睡眠では抗重力筋を含む骨格筋の緊張が著しく低下する。この脱力が失われると夢の内容どおりに体が動くレム睡眠行動障害になる。
❌ 誤り。正しくは、レム睡眠では抗重力筋を含む骨格筋の緊張が著しく低下する。この脱力が失われると夢の内容どおりに体が動くレム睡眠行動障害になる。
2. 脳波は高振幅である。
❌ 誤り。正しくは、レム睡眠の脳波は低振幅で速い波(覚醒時に近い)である。高振幅の徐波(δ波)はノンレム睡眠の深い段階の特徴。
❌ 誤り。正しくは、レム睡眠の脳波は低振幅で速い波(覚醒時に近い)である。高振幅の徐波(δ波)はノンレム睡眠の深い段階の特徴。
3. 入眠直後に多く出現する。
❌ 誤り。正しくは、入眠後はまずノンレム睡眠が出現し、深い徐波睡眠は前半に多い。レム睡眠は睡眠の後半(明け方)ほど長く多くなる。
❌ 誤り。正しくは、入眠後はまずノンレム睡眠が出現し、深い徐波睡眠は前半に多い。レム睡眠は睡眠の後半(明け方)ほど長く多くなる。
4. 急速眼球運動がみられる。
✅ 正しい。閉じたまぶたの下で眼球が速く動くのがレム睡眠を定める所見である。夢を見ていることが多い段階でもある。
✅ 正しい。閉じたまぶたの下で眼球が速く動くのがレム睡眠を定める所見である。夢を見ていることが多い段階でもある。
5. 一晩に20回程度みられる。
❌ 誤り。正しくは、ノンレム睡眠とレム睡眠は約90分の周期で繰り返され、レム睡眠は一晩に4〜5回程度出現する。
❌ 誤り。正しくは、ノンレム睡眠とレム睡眠は約90分の周期で繰り返され、レム睡眠は一晩に4〜5回程度出現する。
【試験対策ポイント】
| 項目 | レム睡眠 | ノンレム睡眠(深い段階) |
|---|---|---|
| 眼球運動 | 急速眼球運動あり | なし |
| 筋緊張 | 著しく低下 | 保たれる |
| 脳波 | 低振幅・速波 | 高振幅・徐波 |
| 多い時間帯 | 後半 | 前半 |
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