第51回 作業療法士国家試験 午後 第59問
解剖学第51回午後
第51回 作業療法士国家試験 午後 第59問(解剖学)の正答は 2 です。頸切痕は胸骨柄の上縁にあるくぼみで、左右の胸鎖関節の間、首の付け根の正中で皮膚のすぐ下に触れる。
問題
皮膚組織直下に触知できるのはどれか。
- 1. 軸椎の歯突起
- 2. 胸骨の頸切痕 ✓
- 3. 上腕骨の結節間溝
- 4. 尺骨の滑車切痕
- 5. 寛骨の寛骨臼切痕
正答:2番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 46.5%難問
43人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2番 — 胸骨の頸切痕
頸切痕は胸骨柄の上縁にあるくぼみで、左右の胸鎖関節の間、首の付け根の正中で皮膚のすぐ下に触れる。ほかの選択肢は、筋に覆われているか関節の内側や体の深部にあって皮膚直下では触れない部位である。
【各選択肢の解説】
1. 軸椎の歯突起
❌ 誤り。歯突起は環椎の前弓の後ろに入り込む突起で、首の深部にあり体表から触れない。正しくは、頸部の後面で体表から触れやすいのは軸椎の棘突起や第7頸椎(隆椎)の棘突起である。
❌ 誤り。歯突起は環椎の前弓の後ろに入り込む突起で、首の深部にあり体表から触れない。正しくは、頸部の後面で体表から触れやすいのは軸椎の棘突起や第7頸椎(隆椎)の棘突起である。
2. 胸骨の頸切痕
✅ 正しい。胸骨柄の上縁は皮膚と皮下組織に覆われるだけなので、くぼみとして直接触れる。胸骨角などの体表の目印をたどる起点になる。
✅ 正しい。胸骨柄の上縁は皮膚と皮下組織に覆われるだけなので、くぼみとして直接触れる。胸骨角などの体表の目印をたどる起点になる。
3. 上腕骨の結節間溝
❌ 誤り。結節間溝は三角筋に覆われており、皮膚の直下にはない。正しくは、上腕二頭筋長頭腱が通る溝で、三角筋越しに肩を回旋させながら探って触れる。
❌ 誤り。結節間溝は三角筋に覆われており、皮膚の直下にはない。正しくは、上腕二頭筋長頭腱が通る溝で、三角筋越しに肩を回旋させながら探って触れる。
4. 尺骨の滑車切痕
❌ 誤り。滑車切痕は上腕骨滑車と関節する関節面で、関節の内側にあるため体表から触れない。正しくは、肘の後ろで皮膚直下に触れる尺骨の部位は肘頭である。
❌ 誤り。滑車切痕は上腕骨滑車と関節する関節面で、関節の内側にあるため体表から触れない。正しくは、肘の後ろで皮膚直下に触れる尺骨の部位は肘頭である。
5. 寛骨の寛骨臼切痕
❌ 誤り。寛骨臼切痕は股関節の深部にあり体表から触れない。正しくは、寛骨臼の下縁の切れ込みで、寛骨臼横靱帯が架かっている。
❌ 誤り。寛骨臼切痕は股関節の深部にあり体表から触れない。正しくは、寛骨臼の下縁の切れ込みで、寛骨臼横靱帯が架かっている。
【試験対策ポイント】
皮膚直下に触れる部位かどうかは「関節面・関節の内側は触れない」「筋に覆われていれば直下ではない」で見分ける。体表で触れる代表例は、胸骨の頸切痕、肘頭、上前腸骨棘、脛骨粗面、内果・外果など。
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