OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

第52回 作業療法士国家試験 午前 第53問

解剖学第52回午前

第52回 作業療法士国家試験 午前 第53問(解剖学)の正答は 1・4 です。回旋筋腱板は上腕骨頭を包んで肩関節を安定させる4筋=棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋からなる。

問題
回旋筋腱板を構成する筋はどれか。2つ選べ。
  1. 1. 棘上筋 ✓
  2. 2. 肩甲挙筋
  3. 3. 広背筋
  4. 4. 小円筋 ✓
  5. 5. 前鋸筋

正答:1・4番

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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 86.7%やさしい

45人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:1・4番 — 棘上筋・小円筋

回旋筋腱板は上腕骨頭を包んで肩関節を安定させる4筋=棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋からなる。選択肢では棘上筋と小円筋が該当する。


【各選択肢の解説】

1. 棘上筋
✅ 正しい。(=正答)肩甲骨の棘上窩から大結節に付き、肩関節の外転に働く。上腕骨頭を関節窩に引きつけて安定させる腱板の一部である。
2. 肩甲挙筋
❌ 誤り。上腕骨に付かない。正しくは、上位頸椎の横突起から肩甲骨の上角に付き、肩甲骨を挙上する筋である。
3. 広背筋
❌ 誤り。腱板の筋ではない。正しくは、胸椎・腰椎の棘突起や腸骨稜から上腕骨の小結節稜に付き、肩関節の伸展・内転・内旋に働く筋である(胸背神経)。
4. 小円筋
✅ 正しい。(=正答)肩甲骨の外側縁から大結節に付き、肩関節の外旋に働く。腱板の後下方を構成する。
5. 前鋸筋
❌ 誤り。上腕骨に付かない。正しくは、肋骨から肩甲骨の内側縁に付き、肩甲骨を外転・上方回旋させる筋である(長胸神経)。

【試験対策ポイント】

腱板の筋停止作用神経
棘上筋大結節外転肩甲上神経
棘下筋大結節外旋肩甲上神経
小円筋大結節外旋腋窩神経
肩甲下筋小結節内旋肩甲下神経

腱板の筋はすべて肩甲骨から上腕骨の結節に付く。肩甲骨だけに付く筋(肩甲挙筋・前鋸筋)は腱板ではない。

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