OTカコモン — 作業療法士国家試験 過去問・解説

第52回 作業療法士国家試験 午後 第23問

作業療法評価学第52回午後
患者に対するOSAについて正しいのはどれか。 1. 役割の有無を示す。 2. 身体機能の状態を示す。 3. 行動状況をVASで示す。 4. 生活史をスロープで示す。 5. 希望する改善点を優先順位で示す。
  1. 1. 役割の有無を示す。
  2. 2. 身体機能の状態を示す。
  3. 3. 行動状況をVASで示す。
  4. 4. 生活史をスロープで示す。
  5. 5. 希望する改善点を優先順位で示す。 ✓

正答:5番

解説
■ 正答:5番 — 希望する改善点を優先順位で示す。 OSA(Occupational Self Assessment)は、作業療法の評価ツールで、患者自身が「現在の作業遂行能力」と「その作業遂行への満足度」を自己評価し、改善したい作業について優先順位をつけるものです。患者中心のアプローチに基づいており、患者の価値観や希望を重視します。 --- 【各選択肢の解説】 1. 役割の有無を示す。 ❌ 誤り。OSAは役割の有無ではなく、患者が現在遂行している作業や活動の能力と満足度を評価するツールです。 2. 身体機能の状態を示す。 ❌ 誤り。身体機能の評価はMMTやROMなど他の評価ツールの役割です。OSAは作業遂行能力を自己評価するもので、身体機能そのものを直接測定しません。 3. 行動状況をVASで示す。 ❌ 誤り。OSAは視覚アナログスケール(VAS)ではなく、4段階スケール(できる・できない・満足・不満足など)で自己評価する形式です。 4. 生活史をスロープで示す。 ❌ 誤り。生活史の評価はライフヒストリーや年表で示すもので、OSAの目的ではありません。スロープ表記も使用しません。 5. 希望する改善点を優先順位で示す。 ✅ 正しい。OSAは患者が改善したい作業活動について、優先順位をつけて示すことが特徴です。患者主体のゴール設定を支援します。 --- 【試験対策ポイント】 • OSA=患者による自己評価と優先順位付けが特徴 • 作業療法評価ツール:COPM・OSA・CAT等の違いを区別する • 患者中心のアプローチを重視する評価方法として出題頻度が高い
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