第52回 作業療法士国家試験 午後 第28問
保健医療福祉第52回午後
地域包括ケアシステムに関する説明で適切なのはどれか。2つ選べ。
1. 2020年を目途に整備を進めている。
2. 地域差をなくし、画一的なシステムを構築することを目的としている。
3. 障害者福祉センターはこのシステムの中核的機関として設置されている。
4. 住まい・医療・介護・予防・生活支援の一体的な提供を目的としている。
5. NPO、ボランティア、民間企業等の多様な事業主体が参画するシステムである。
- 1. 2020年を目途に整備を進めている。
- 2. 地域差をなくし、画一的なシステムを構築することを目的としている。
- 3. 障害者福祉センターはこのシステムの中核的機関として設置されている。
- 4. 住まい・医療・介護・予防・生活支援の一体的な提供を目的としている。 ✓
- 5. NPO、ボランティア、民間企業等の多様な事業主体が参画するシステムである。 ✓
正答:4・5番
解説
■ 正答:4番、5番
地域包括ケアシステムは、高齢化社会における包括的ケア提供の基盤であり、地域の実情に応じた多様な主体による連携が特徴です。4番は5つの要素(住まい・医療・介護・予防・生活支援)の一体的提供を、5番は多様な事業主体の参画をそれぞれ正確に述べています。
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【各選択肢の解説】
1. 2020年を目途に整備を進めている。
❌ 誤り。地域包括ケアシステムの整備目標は2025年を目途としており、2020年ではありません。
2. 地域差をなくし、画一的なシステムを構築することを目的としている。
❌ 誤り。目的は逆であり、各地域の特性や課題に応じた地域差のあるシステム構築を目指しています。
3. 障害者福祉センターはこのシステムの中核的機関として設置されている。
❌ 誤り。地域包括支援センターが中核機関です。障害者福祉センターではありません。
4. 住まい・医療・介護・予防・生活支援の一体的な提供を目的としている。
✅ 正しい。これは地域包括ケアシステムの基本的5要素で、公式な定義に合致しています。
5. NPO、ボランティア、民間企業等の多様な事業主体が参画するシステムである。
✅ 正しい。公的機関だけでなく、民間含む多様な主体が協働するシステムが特徴です。
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【試験対策ポイント】
・地域包括ケアシステム整備目標は「2025年」
・5要素:住まい・医療・介護・予防・生活支援
・中核機関は「地域包括支援センター」
・「地域の特性に応じた」システム構築が基本方針