OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

第52回 作業療法士国家試験 午後 第35問

作業療法評価学第52回午後

第52回 作業療法士国家試験 午後 第35問(作業療法評価学)の正答は 1 です。頸椎が不安定な急性期に肩関節を大きく屈曲・外転すると、肩甲骨が動き、肩甲骨と頸椎をつなぐ筋(僧帽筋・肩甲挙筋など)を介して頸椎に動きと張力が伝わる。

問題
頸椎に不安定性のある急性期頸髄損傷の関節可動域訓練で角度を制限する関節はどれか。
  1. 1. 肩関節 ✓
  2. 2. 手関節
  3. 3. 股関節
  4. 4. 膝関節
  5. 5. 足関節

正答:1番

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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 82.4%参考値

17人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:1番 — 肩関節

頸椎が不安定な急性期に肩関節を大きく屈曲・外転すると、肩甲骨が動き、肩甲骨と頸椎をつなぐ筋(僧帽筋・肩甲挙筋など)を介して頸椎に動きと張力が伝わる。そのため肩関節の可動域訓練は角度を制限して行う。


【各選択肢の解説】

1. 肩関節
✅ 正しい(=正答)。肩関節の屈曲・外転を大きくとると肩甲帯の動きが頸部に及び、不安定な頸椎を動かすおそれがあるため、角度を制限する。
2. 手関節
❌ 誤り。手関節の運動は頸椎に動きを伝えない。正しくは、全可動域で行い、拘縮を予防する。
3. 股関節
❌ 誤り。股関節の運動は頸椎に動きを伝えない。正しくは、全可動域で行い、拘縮を予防する。
4. 膝関節
❌ 誤り。膝関節の運動は頸椎に動きを伝えない。正しくは、全可動域で行い、拘縮を予防する。
5. 足関節
❌ 誤り。足関節の運動は頸椎に動きを伝えない。正しくは、全可動域で行い、尖足などの拘縮を予防する。

【試験対策ポイント】

  • 頸椎不安定期の制限:肩関節の屈曲・外転(肩甲帯を介して頸椎に動きが伝わる)
  • 頸部の運動そのものも行わない
  • それ以外の関節は拘縮予防のため早期から可動域訓練を行う
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