第52回 作業療法士国家試験 午後 第36問
身体障害作業療法第52回午後
第52回 作業療法士国家試験 午後 第36問(身体障害作業療法)の正答は 3 です。指用ナックルベンダーは、ゴムなどの弾性でPIP関節を屈曲方向に引く装具で、PIP関節の伸展拘縮に用いる。
問題
上肢装具と目的について正しいのはどれか。
- 1. ウェブスペーサ ─────────── 母指外転筋短縮予防
- 2. Thomasスプリント ─────────── 手関節中間位固定
- 3. 指用ナックルベンダー ─────────── PIP関節屈曲補助 ✓
- 4. 肘屈曲型アームスリング ─────────── 肩関節外転位保持
- 5. フレクサーヒンジ・スプリント ─────── 手関節屈曲機能を利用した把持動作
正答:3番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 36.4%参考値
11人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — 指用ナックルベンダー ─ PIP関節屈曲補助
指用ナックルベンダーは、ゴムなどの弾性でPIP関節を屈曲方向に引く装具で、PIP関節の伸展拘縮に用いる。誤りの肢は、装具の目的の向き(内転と外転・屈曲と伸展)を入れ替えてできている。
【各選択肢の解説】
1. ウェブスペーサ ─ 母指外転筋短縮予防
❌ 誤り。正しくは、第1指間(母指と示指の間)を広げて保持し、母指の内転拘縮(母指内転筋の短縮)を予防する。
❌ 誤り。正しくは、第1指間(母指と示指の間)を広げて保持し、母指の内転拘縮(母指内転筋の短縮)を予防する。
2. Thomasスプリント ─ 手関節中間位固定
❌ 誤り。正しくは、上肢のThomas型懸垂装具は橈骨神経麻痺に用い、手関節を背屈位に保ち、アウトリガーとゴムでMP関節の伸展を補助する。
❌ 誤り。正しくは、上肢のThomas型懸垂装具は橈骨神経麻痺に用い、手関節を背屈位に保ち、アウトリガーとゴムでMP関節の伸展を補助する。
3. 指用ナックルベンダー ─ PIP関節屈曲補助
✅ 正しい(=正答)。PIP関節の背側と掌側に当てた支えとゴムの力で、PIP関節を屈曲方向へ持続的に引く。
✅ 正しい(=正答)。PIP関節の背側と掌側に当てた支えとゴムの力で、PIP関節を屈曲方向へ持続的に引く。
4. 肘屈曲型アームスリング ─ 肩関節外転位保持
❌ 誤り。正しくは、肘を屈曲位にして上肢の重さを支え、肩関節を内転・内旋位に保って肩関節の亜脱臼を予防する。
❌ 誤り。正しくは、肘を屈曲位にして上肢の重さを支え、肩関節を内転・内旋位に保って肩関節の亜脱臼を予防する。
5. フレクサーヒンジ・スプリント ─ 手関節屈曲機能を利用した把持動作
❌ 誤り。正しくは、手関節の伸展(背屈)の力を指の屈曲に伝えて母指と示指・中指でつまむ装具で、主にC6レベルの頸髄損傷に用いる。
❌ 誤り。正しくは、手関節の伸展(背屈)の力を指の屈曲に伝えて母指と示指・中指でつまむ装具で、主にC6レベルの頸髄損傷に用いる。
【試験対策ポイント】
| 装具 | 目的 |
|---|---|
| ウェブスペーサ | 母指内転拘縮の予防 |
| Thomas型懸垂装具 | 橈骨神経麻痺:手関節背屈位+MP伸展補助 |
| 指用ナックルベンダー | PIP屈曲補助 |
| 指用逆ナックルベンダー | PIP伸展補助 |
| 肘屈曲型アームスリング | 肩関節亜脱臼の予防(内転・内旋位) |
| フレクサーヒンジ・スプリント | 手関節伸展を利用したつまみ |
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