OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

第52回 作業療法士国家試験 午後 第51問

解剖学第52回午後

第52回 作業療法士国家試験 午後 第51問(解剖学)の正答は 3 です。回旋筋腱板(ローテーターカフ)4筋のうち、肩甲骨の前面(肋骨面)から起こる肩甲下筋だけが前方の小結節に付き、後方・上方から来る棘上筋・棘下筋・小円筋は大結節に付く。

問題
上腕骨小結節に付着する筋はどれか。
  1. 1. 棘下筋
  2. 2. 棘上筋
  3. 3. 肩甲下筋 ✓
  4. 4. 小円筋
  5. 5. 上腕二頭筋

正答:3番

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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 60%参考値

25人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:3番 — 肩甲下筋

回旋筋腱板(ローテーターカフ)4筋のうち、肩甲骨の前面(肋骨面)から起こる肩甲下筋だけが前方の小結節に付き、後方・上方から来る棘上筋・棘下筋・小円筋は大結節に付く。


【各選択肢の解説】

1. 棘下筋
❌ 誤り。棘下筋は棘下窩から起こり、小結節には付かない。正しくは、大結節(中部)に付き、肩関節を外旋する。
2. 棘上筋
❌ 誤り。棘上筋は棘上窩から起こり、小結節には付かない。正しくは、大結節(上部)に付き、肩関節の外転に働く。
3. 肩甲下筋
✅ 正しい。(=正答)肩甲下筋は肩甲下窩から起こり、肩関節の前面を通って小結節に付く。前方から上腕骨頭を引くため、肩関節を内旋する。
4. 小円筋
❌ 誤り。小円筋は肩甲骨外側縁から起こり、小結節には付かない。正しくは、大結節(下部)に付き、肩関節を外旋する。
5. 上腕二頭筋
❌ 誤り。上腕二頭筋は上腕骨には付かない。正しくは、長頭が肩甲骨の関節上結節、短頭が烏口突起から起こり、橈骨粗面(と上腕二頭筋腱膜)に付く。長頭腱は大結節と小結節の間の結節間溝を通る。

【試験対策ポイント】

筋起始停止主な作用
棘上筋棘上窩大結節(上部)外転
棘下筋棘下窩大結節(中部)外旋
小円筋肩甲骨外側縁大結節(下部)外旋
肩甲下筋肩甲下窩小結節内旋
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