第52回 作業療法士国家試験 午後 第54問
解剖学第52回午後
第52回 作業療法士国家試験 午後 第54問(解剖学)の正答は 1 です。舌下神経(第XII脳神経)は、延髄の舌下神経核から出て舌筋を支配する運動神経である。
問題
舌下神経について正しいのはどれか。
- 1. 舌筋を支配する。 ✓
- 2. 両側支配である。
- 3. 神経核は橋にある。
- 4. 脳の背側から出る。
- 5. 味覚の求心路である。
正答:1番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 61.5%参考値
26人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:1番 — 舌筋を支配する。
舌下神経(第XII脳神経)は、延髄の舌下神経核から出て舌筋を支配する運動神経である。感覚(味覚を含む)の線維はもたない。
【各選択肢の解説】
1. 舌筋を支配する。
✅ 正しい。(=正答)舌下神経は内舌筋と、オトガイ舌筋・舌骨舌筋・茎突舌筋(外舌筋)を支配し、舌の運動を担う。外舌筋のうち口蓋舌筋は迷走神経の支配である。
✅ 正しい。(=正答)舌下神経は内舌筋と、オトガイ舌筋・舌骨舌筋・茎突舌筋(外舌筋)を支配し、舌の運動を担う。外舌筋のうち口蓋舌筋は迷走神経の支配である。
2. 両側支配である。
❌ 誤り。舌下神経核は主に対側の大脳皮質から支配を受ける(とくにオトガイ舌筋)。正しくは、一側の大脳病変でも挺舌時に舌が病巣と反対側へ偏位する。上位からの両側支配が強いのは、三叉神経運動核・疑核や、顔面神経核のうち前額部の筋を支配する部分などである。
❌ 誤り。舌下神経核は主に対側の大脳皮質から支配を受ける(とくにオトガイ舌筋)。正しくは、一側の大脳病変でも挺舌時に舌が病巣と反対側へ偏位する。上位からの両側支配が強いのは、三叉神経運動核・疑核や、顔面神経核のうち前額部の筋を支配する部分などである。
3. 神経核は橋にある。
❌ 誤り。舌下神経核は橋にはない。正しくは、延髄(第四脳室底の舌下神経三角の深部)にある。
❌ 誤り。舌下神経核は橋にはない。正しくは、延髄(第四脳室底の舌下神経三角の深部)にある。
4. 脳の背側から出る。
❌ 誤り。舌下神経は脳の背側からは出ない。正しくは、延髄の腹側、錐体とオリーブの間の溝(前外側溝)から出る。
❌ 誤り。舌下神経は脳の背側からは出ない。正しくは、延髄の腹側、錐体とオリーブの間の溝(前外側溝)から出る。
5. 味覚の求心路である。
❌ 誤り。舌下神経は運動神経で、味覚は伝えない。正しくは、舌の前2/3の味覚は顔面神経(鼓索神経)、後1/3は舌咽神経が伝える。
❌ 誤り。舌下神経は運動神経で、味覚は伝えない。正しくは、舌の前2/3の味覚は顔面神経(鼓索神経)、後1/3は舌咽神経が伝える。
【試験対策ポイント】
| 障害の部位 | 挺舌時の舌の偏位 |
|---|---|
| 舌下神経・舌下神経核(核・核下性) | 障害側へ(障害側に萎縮・線維束性収縮) |
| 一側の大脳(核上性) | 病巣と反対側へ |
舌の感覚:一般感覚は前2/3が三叉神経(舌神経)、後1/3が舌咽神経。
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