第52回 作業療法士国家試験 午後 第59問
解剖学第52回午後
第52回 作業療法士国家試験 午後 第59問(解剖学)の正答は 3 です。ネフロン(腎単位)は尿をつくる機能単位で、糸球体を含む腎小体(糸球体+Bowman嚢)と、それに続く尿細管からなる。
問題
腎臓の解剖について正しいのはどれか。
- 1. 糸球体は腎髄質に位置する。
- 2. 輸出細動脈は集合管につながる。
- 3. ネフロンは糸球体と尿細管からなる。 ✓
- 4. 輸入細動脈は Henle 係蹄につながる。
- 5. 腎乳頭は Bowman 嚢に覆われている。
正答:3番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 73.7%やさしい
38人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — ネフロンは糸球体と尿細管からなる。
ネフロン(腎単位)は尿をつくる機能単位で、糸球体を含む腎小体(糸球体+Bowman嚢)と、それに続く尿細管からなる。血管は輸入細動脈 → 糸球体 → 輸出細動脈 → 尿細管周囲の毛細血管と流れる。
【各選択肢の解説】
1. 糸球体は腎髄質に位置する。
❌ 誤り。糸球体は腎髄質にはない。正しくは、腎皮質に位置する。髄質にあるのはHenle係蹄の一部と集合管などである。
❌ 誤り。糸球体は腎髄質にはない。正しくは、腎皮質に位置する。髄質にあるのはHenle係蹄の一部と集合管などである。
2. 輸出細動脈は集合管につながる。
❌ 誤り。輸出細動脈は血管で、尿の通り道である集合管にはつながらない。正しくは、糸球体を出た輸出細動脈は尿細管周囲の毛細血管(髄質へは直血管)となり、再吸収された物質を受け取る。
❌ 誤り。輸出細動脈は血管で、尿の通り道である集合管にはつながらない。正しくは、糸球体を出た輸出細動脈は尿細管周囲の毛細血管(髄質へは直血管)となり、再吸収された物質を受け取る。
3. ネフロンは糸球体と尿細管からなる。
✅ 正しい。(=正答)糸球体で血液をろ過して原尿をつくり、続く尿細管(近位尿細管・Henle係蹄・遠位尿細管)で再吸収・分泌を行って尿にする。この一続きが1つのネフロンである。
✅ 正しい。(=正答)糸球体で血液をろ過して原尿をつくり、続く尿細管(近位尿細管・Henle係蹄・遠位尿細管)で再吸収・分泌を行って尿にする。この一続きが1つのネフロンである。
4. 輸入細動脈は Henle 係蹄につながる。
❌ 誤り。輸入細動脈は血管で、尿細管の一部であるHenle係蹄にはつながらない。正しくは、輸入細動脈は糸球体の毛細血管につながる。
❌ 誤り。輸入細動脈は血管で、尿細管の一部であるHenle係蹄にはつながらない。正しくは、輸入細動脈は糸球体の毛細血管につながる。
5. 腎乳頭は Bowman 嚢に覆われている。
❌ 誤り。Bowman嚢は腎乳頭を覆わない。正しくは、Bowman嚢は糸球体を包む袋で、腎乳頭は腎錐体(髄質)の先端で小腎杯に突き出し、集合管が開口する所である。
❌ 誤り。Bowman嚢は腎乳頭を覆わない。正しくは、Bowman嚢は糸球体を包む袋で、腎乳頭は腎錐体(髄質)の先端で小腎杯に突き出し、集合管が開口する所である。
【試験対策ポイント】
| 流れ | 順序 |
|---|---|
| 血液 | 輸入細動脈 → 糸球体 → 輸出細動脈 → 尿細管周囲毛細血管 |
| 尿 | Bowman嚢 → 近位尿細管 → Henle係蹄 → 遠位尿細管 → 集合管 → 腎乳頭 → 腎杯 → 腎盂 |
糸球体(腎小体)は皮質、集合管は髄質を下行して腎乳頭に開く。
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