第52回 作業療法士国家試験 午後 第63問
生理学第52回午後
第52回 作業療法士国家試験 午後 第63問(生理学)の正答は 1 です。運動中は心拍出量が増え、その配分が骨格筋へ大きく振り向けられる一方、腎・内臓は減る。
問題
運動時の循環反応で誤っているのはどれか。
- 1. 脳血流量は減少する。 ✓
- 2. 腎血流量は減少する。
- 3. 静脈還流量は増加する。
- 4. 分時心拍出量は増加する。
- 5. 骨格筋の血流量は増加する。
正答:1番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 48.8%難問
43人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:1番 — 脳血流量は減少する。
運動中は心拍出量が増え、その配分が骨格筋へ大きく振り向けられる一方、腎・内臓は減る。脳血流は自動調節により運動中もほぼ一定に保たれ、減少しない。
【各選択肢の解説】
1. 脳血流量は減少する。(=正答)
❌ 誤り。脳血管は血圧が変わっても血流を一定に保つ自動調節をもつ。正しくは、運動時の脳血流量はほぼ一定に保たれる(中等度の運動ではやや増えることもある)。
❌ 誤り。脳血管は血圧が変わっても血流を一定に保つ自動調節をもつ。正しくは、運動時の脳血流量はほぼ一定に保たれる(中等度の運動ではやや増えることもある)。
2. 腎血流量は減少する。
✅ 正しい。運動時は交感神経の働きで腎・内臓の血管が収縮し、その分の血液が活動筋へ回されるため腎血流量は減る。
✅ 正しい。運動時は交感神経の働きで腎・内臓の血管が収縮し、その分の血液が活動筋へ回されるため腎血流量は減る。
3. 静脈還流量は増加する。
✅ 正しい。筋の収縮が静脈を絞る筋ポンプ作用、呼吸運動の増大、静脈の収縮により、心臓へ戻る血液が増える。
✅ 正しい。筋の収縮が静脈を絞る筋ポンプ作用、呼吸運動の増大、静脈の収縮により、心臓へ戻る血液が増える。
4. 分時心拍出量は増加する。
✅ 正しい。心拍数と1回拍出量がともに増えるため、その積である分時心拍出量は増える。
✅ 正しい。心拍数と1回拍出量がともに増えるため、その積である分時心拍出量は増える。
5. 骨格筋の血流量は増加する。
✅ 正しい。活動筋では代謝産物などにより細動脈が拡張し、血流が大きく増える。
✅ 正しい。活動筋では代謝産物などにより細動脈が拡張し、血流が大きく増える。
【試験対策ポイント】
| 運動時の変化 | 部位・指標 |
|---|---|
| 増える | 心拍数・1回拍出量・心拍出量・静脈還流量・骨格筋血流・冠血流 |
| 減る | 腎血流・腹部内臓の血流 |
| ほぼ一定 | 脳血流(自動調節) |
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