OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

第52回 作業療法士国家試験 午後 第68問

生理学第52回午後

第52回 作業療法士国家試験 午後 第68問(生理学)の正答は 3 です。乳汁をつくるのは下垂体前葉のプロラクチン、乳汁を押し出すのは下垂体後葉のオキシトシンである。

問題
分娩後の乳汁分泌に作用するホルモンはどれか。
  1. 1. ドパミン
  2. 2. エストロゲン
  3. 3. プロラクチン ✓
  4. 4. プロゲステロン
  5. 5. ゴナドトロピン

正答:3番

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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 47.1%難問

34人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:3番 — プロラクチン

乳汁をつくるのは下垂体前葉のプロラクチン、乳汁を押し出すのは下垂体後葉のオキシトシンである。妊娠中は高濃度のエストロゲン・プロゲステロンが乳汁分泌を抑えており、分娩で胎盤が出てこれらが急に下がると、プロラクチンの作用で乳汁分泌が始まる。


【各選択肢の解説】

1. ドパミン
❌ 誤り。ドパミンは視床下部から出てプロラクチンの分泌を抑える。正しくは、ドパミンはプロラクチン抑制因子であり、乳汁分泌を促す側ではない。
2. エストロゲン
❌ 誤り。エストロゲンは妊娠中に乳管を発達させるが、高濃度では乳汁分泌を抑える。正しくは、エストロゲンは乳腺(乳管)の発育に働くホルモンである。
3. プロラクチン
✅ 正しい。プロラクチンは乳腺の腺房細胞に働いて乳汁の産生を促す。授乳で乳頭を吸われる刺激でさらに分泌が増える。
4. プロゲステロン
❌ 誤り。プロゲステロンは妊娠の維持と乳腺の腺房の発育に働き、妊娠中は乳汁分泌を抑える。正しくは、妊娠の維持・乳腺(腺房)の発育に働くホルモンである。
5. ゴナドトロピン
❌ 誤り。ゴナドトロピン(FSH・LH)は卵巣に働く性腺刺激ホルモンである。正しくは、卵胞の発育・排卵を調節するホルモンで、乳汁分泌には直接働かない。

【試験対策ポイント】

ホルモン出る所乳汁との関係
プロラクチン下垂体前葉乳汁の産生
オキシトシン下垂体後葉乳汁の射出(射乳反射)
ドパミン視床下部プロラクチン分泌を抑制
エストロゲン・プロゲステロン卵巣・胎盤乳腺の発育(妊娠中は分泌を抑制)
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