第52回 作業療法士国家試験 午後 第70問
運動学第52回午後
第52回 作業療法士国家試験 午後 第70問(運動学)の正答は 2 です。大円筋は肩甲骨下角付近から上腕骨の小結節稜に付き、広背筋とともに肩関節の伸展・内転・内旋に働く。
問題
肩関節の運動とそれに作用する筋の組合せで正しいのはどれか。
- 1. 屈曲 ——— 棘上筋
- 2. 伸展 ——— 大円筋 ✓
- 3. 外転 ——— 棘下筋
- 4. 外旋 ——— 肩甲下筋
- 5. 内旋 ——— 小円筋
正答:2番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 24%参考値
25人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
👥 読者の報告をもとに修正済み(2026-10-21)— ご指摘ありがとうございました
■ 正答:2番 — 伸展 ——— 大円筋
大円筋は肩甲骨下角付近から上腕骨の小結節稜に付き、広背筋とともに肩関節の伸展・内転・内旋に働く。回旋筋腱板(棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋)の作用の取り違えを見抜かせる問題である。
【各選択肢の解説】
1. 屈曲 ——— 棘上筋
❌ 誤り。棘上筋は肩関節の屈曲の主動作筋ではない。正しくは、棘上筋は外転(特に外転の初期)に働き、屈曲の主動作筋は三角筋前部・烏口腕筋である。棘上筋が屈曲や外旋の補助に加わるとする成書もあるが、補助であって主動作筋ではない。国試では棘上筋=外転で覚え、屈曲は三角筋前部・烏口腕筋を選ぶ。
❌ 誤り。棘上筋は肩関節の屈曲の主動作筋ではない。正しくは、棘上筋は外転(特に外転の初期)に働き、屈曲の主動作筋は三角筋前部・烏口腕筋である。棘上筋が屈曲や外旋の補助に加わるとする成書もあるが、補助であって主動作筋ではない。国試では棘上筋=外転で覚え、屈曲は三角筋前部・烏口腕筋を選ぶ。
2. 伸展 ——— 大円筋
✅ 正しい。大円筋は上腕骨の前内側(小結節稜)に付き、上腕を後下方へ引くため伸展に働き、同時に内転・内旋にも働く。
✅ 正しい。大円筋は上腕骨の前内側(小結節稜)に付き、上腕を後下方へ引くため伸展に働き、同時に内転・内旋にも働く。
3. 外転 ——— 棘下筋
❌ 誤り。棘下筋は外転の主動作筋ではない。正しくは、棘下筋は外旋に働き、外転の主動作筋は三角筋中部・棘上筋である。
❌ 誤り。棘下筋は外転の主動作筋ではない。正しくは、棘下筋は外旋に働き、外転の主動作筋は三角筋中部・棘上筋である。
4. 外旋 ——— 肩甲下筋
❌ 誤り。肩甲下筋は小結節に付き、上腕骨を前から内へ回す。正しくは、肩甲下筋は内旋に働き、外旋は棘下筋・小円筋が担う。
❌ 誤り。肩甲下筋は小結節に付き、上腕骨を前から内へ回す。正しくは、肩甲下筋は内旋に働き、外旋は棘下筋・小円筋が担う。
5. 内旋 ——— 小円筋
❌ 誤り。小円筋は大結節の後面に付き、上腕骨を外へ回す。正しくは、小円筋は外旋に働き、内旋は肩甲下筋・大円筋・広背筋などが担う。
❌ 誤り。小円筋は大結節の後面に付き、上腕骨を外へ回す。正しくは、小円筋は外旋に働き、内旋は肩甲下筋・大円筋・広背筋などが担う。
【試験対策ポイント】
| 筋 | 停止 | 主な作用 |
|---|---|---|
| 棘上筋 | 大結節 | 外転 |
| 棘下筋 | 大結節 | 外旋 |
| 小円筋 | 大結節 | 外旋 |
| 肩甲下筋 | 小結節 | 内旋 |
| 大円筋 | 小結節稜 | 伸展・内転・内旋 |
大結節に付く腱板は外転・外旋、小結節に付く肩甲下筋は内旋。
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