第53回 作業療法士国家試験 午前 第85問
臨床医学第53回午前
第53回 作業療法士国家試験 午前 第85問(臨床医学)の正答は 1 です。Fallot四徴症は①肺動脈狭窄(右室流出路狭窄)②心室中隔欠損 ③大動脈騎乗 ④右室肥大の4つからなる。
問題
Fallot四徴症で起こる血管異常はどれか。
- 1. 大動脈騎乗 ✓
- 2. 大動脈狭窄
- 3. 冠動脈狭窄
- 4. 肺静脈閉塞
- 5. 肺動脈弁逆流
正答:1番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 53.8%参考値
26人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:1番 — 大動脈騎乗
Fallot四徴症は①肺動脈狭窄(右室流出路狭窄)②心室中隔欠損 ③大動脈騎乗 ④右室肥大の4つからなる。大動脈が心室中隔欠損の上にまたがり、右室と左室の両方から血液を受ける状態が大動脈騎乗である。
【各選択肢の解説】
1. 大動脈騎乗
✅ 正しい。(=正答)大動脈が中隔欠損の上にまたがるため、右室の静脈血も大動脈へ流れ込み、チアノーゼの原因となる。
✅ 正しい。(=正答)大動脈が中隔欠損の上にまたがるため、右室の静脈血も大動脈へ流れ込み、チアノーゼの原因となる。
2. 大動脈狭窄
❌ 誤り。四徴に大動脈の狭窄は含まれない。正しくは、狭窄が起こるのは肺動脈側(右室流出路・肺動脈弁)である。
❌ 誤り。四徴に大動脈の狭窄は含まれない。正しくは、狭窄が起こるのは肺動脈側(右室流出路・肺動脈弁)である。
3. 冠動脈狭窄
❌ 誤り。冠動脈狭窄は四徴の構成要素ではない。正しくは、冠動脈狭窄は動脈硬化による虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞)の病態である。
❌ 誤り。冠動脈狭窄は四徴の構成要素ではない。正しくは、冠動脈狭窄は動脈硬化による虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞)の病態である。
4. 肺静脈閉塞
❌ 誤り。正しくは、Fallot四徴症で肺血流が減るのは肺動脈の狭窄による。肺静脈の異常は総肺静脈還流異常症など別の先天性心疾患でみられる。
❌ 誤り。正しくは、Fallot四徴症で肺血流が減るのは肺動脈の狭窄による。肺静脈の異常は総肺静脈還流異常症など別の先天性心疾患でみられる。
5. 肺動脈弁逆流
❌ 誤り。正しくは、四徴は肺動脈の狭窄である。肺動脈弁逆流は根治手術(右室流出路の拡大)後の遺残病変として問題になることがある。
❌ 誤り。正しくは、四徴は肺動脈の狭窄である。肺動脈弁逆流は根治手術(右室流出路の拡大)後の遺残病変として問題になることがある。
【試験対策ポイント】
- 四徴=肺動脈狭窄・心室中隔欠損・大動脈騎乗・右室肥大
- 右室肥大は肺動脈狭窄で右室に圧がかかった結果
- 蹲踞(しゃがみ込み)で体血管抵抗が上がり、右左短絡が減ってチアノーゼが和らぐ
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