第53回 作業療法士国家試験 午後 第1問
作業療法評価学第53回午後
第53回 作業療法士国家試験 午後 第1問(作業療法評価学)の正答は 4 です。図はX軸に%肺活量(基準80%)、Y軸に1秒率(基準70%)をとった換気障害分類図である。
問題
換気障害の分類を図に示す。閉塞性換気障害と拘束性換気障害の組合せで正しいのはどれか。
- 1. 閉塞性換気障害 A 拘束性換気障害 D
- 2. 閉塞性換気障害 B 拘束性換気障害 D
- 3. 閉塞性換気障害 C 拘束性換気障害 B
- 4. 閉塞性換気障害 D 拘束性換気障害 A ✓
- 5. 閉塞性換気障害 D 拘束性換気障害 B
正答:4番
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解説
■ 正答:4番 — 閉塞性換気障害 D 拘束性換気障害 A
図はX軸に%肺活量(基準80%)、Y軸に1秒率(基準70%)をとった換気障害分類図である。閉塞性換気障害は気道抵抗増大により1秒率が低下するが肺活量は保たれるため、「1秒率低下・%肺活量正常」の領域Dに該当する。拘束性換気障害は肺や胸郭の伸展性低下により肺活量が減少するが1秒率は保たれるため、「1秒率正常・%肺活量低下」の領域Aに該当する。
【各選択肢の解説】
1. 閉塞性A・拘束性D
❌ 誤り。AとDが逆。
❌ 誤り。AとDが逆。
2. 閉塞性B・拘束性D
❌ 誤り。BはどちらもDも1秒率・%肺活量ともに異常な混合性障害の領域。
❌ 誤り。BはどちらもDも1秒率・%肺活量ともに異常な混合性障害の領域。
3. 閉塞性C・拘束性B
❌ 誤り。CはどちらもDも正常域(正常はC)またはBは混合性。
❌ 誤り。CはどちらもDも正常域(正常はC)またはBは混合性。
4. 閉塞性D・拘束性A
✅ 正しい。D(1秒率↓・%肺活量正常)=閉塞性、A(1秒率正常・%肺活量↓)=拘束性。
✅ 正しい。D(1秒率↓・%肺活量正常)=閉塞性、A(1秒率正常・%肺活量↓)=拘束性。
5. 閉塞性D・拘束性B
❌ 誤り。BはX軸80%以上かつY軸70%以上で、正常または混合性に近い領域。
❌ 誤り。BはX軸80%以上かつY軸70%以上で、正常または混合性に近い領域。
【試験対策ポイント】
| 領域 | %肺活量 | 1秒率 | 分類 |
|---|---|---|---|
| A | 低下(<80%) | 正常(≥70%) | 拘束性 |
| B | 正常(≥80%) | 正常(≥70%) | 正常 |
| C | 低下(<80%) | 低下(<70%) | 混合性 |
| D | 正常(≥80%) | 低下(<70%) | 閉塞性 |
閉塞性:COPD・気管支喘息(気道が詰まる→1秒で出せない)
拘束性:肺線維症・神経筋疾患(肺が膨らまない→総量が少ない)
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