第53回 作業療法士国家試験 午後 第1問
作業療法評価学第53回午後
第53回 作業療法士国家試験 午後 第1問(作業療法評価学)の正答は 4 です。図は縦軸が1秒率(境界70%)、横軸が%肺活量(境界80%)の換気障害の分類図である。
問題
換気障害の分類を図に示す。閉塞性換気障害と拘束性換気障害の組合せで正しいのはどれか。
- 1. 閉塞性換気障害 A 拘束性換気障害 D
- 2. 閉塞性換気障害 B 拘束性換気障害 D
- 3. 閉塞性換気障害 C 拘束性換気障害 B
- 4. 閉塞性換気障害 D 拘束性換気障害 A ✓
- 5. 閉塞性換気障害 D 拘束性換気障害 B
正答:4番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 57.1%参考値
21人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:4番 — 閉塞性換気障害 D 拘束性換気障害 A
図は縦軸が1秒率(境界70%)、横軸が%肺活量(境界80%)の換気障害の分類図である。閉塞性は気道が狭く息を速く吐き出せないため1秒率だけが低下し(D)、拘束性は肺や胸郭が膨らみにくく容量が減るため%肺活量だけが低下する(A)。
【各選択肢の解説】
1. 閉塞性換気障害 A 拘束性換気障害 D
❌ 誤り。閉塞性と拘束性が逆になっている。正しくは、Aは%肺活量だけが低い拘束性、Dは1秒率だけが低い閉塞性である。
❌ 誤り。閉塞性と拘束性が逆になっている。正しくは、Aは%肺活量だけが低い拘束性、Dは1秒率だけが低い閉塞性である。
2. 閉塞性換気障害 B 拘束性換気障害 D
❌ 誤り。Bは1秒率70%以上・%肺活量80%以上の正常域で、Dは閉塞性である。正しくは閉塞性がD、拘束性がA。
❌ 誤り。Bは1秒率70%以上・%肺活量80%以上の正常域で、Dは閉塞性である。正しくは閉塞性がD、拘束性がA。
3. 閉塞性換気障害 C 拘束性換気障害 B
❌ 誤り。Cは1秒率・%肺活量の両方が基準未満の混合性、Bは正常域である。正しくは閉塞性がD、拘束性がA。
❌ 誤り。Cは1秒率・%肺活量の両方が基準未満の混合性、Bは正常域である。正しくは閉塞性がD、拘束性がA。
4. 閉塞性換気障害 D 拘束性換気障害 A
✅ 正しい。Dは1秒率が70%未満で%肺活量は保たれ、Aは%肺活量が80%未満で1秒率は保たれる。気道の狭さは「吐く速さ」、肺の硬さは「量」に表れるためである。
✅ 正しい。Dは1秒率が70%未満で%肺活量は保たれ、Aは%肺活量が80%未満で1秒率は保たれる。気道の狭さは「吐く速さ」、肺の硬さは「量」に表れるためである。
5. 閉塞性換気障害 D 拘束性換気障害 B
❌ 誤り。閉塞性をDとした点は正しいが、Bは正常域である。正しくは拘束性はA。
❌ 誤り。閉塞性をDとした点は正しいが、Bは正常域である。正しくは拘束性はA。
【試験対策ポイント】
| 領域 | 1秒率 | %肺活量 | 分類 | 代表疾患 |
|---|---|---|---|---|
| A | 70%以上 | 80%未満 | 拘束性 | 間質性肺炎(肺線維症)・神経筋疾患・胸郭変形 |
| B | 70%以上 | 80%以上 | 正常 | — |
| C | 70%未満 | 80%未満 | 混合性 | — |
| D | 70%未満 | 80%以上 | 閉塞性 | COPD・気管支喘息 |
- 境界は1秒率70%・%肺活量80%(日本呼吸器学会の基準)
- 「閉塞=1秒率(速さ)が落ちる」「拘束=肺活量(量)が落ちる」と軸で覚える
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