第53回 作業療法士国家試験 午後 第2問
臨床医学第53回午後
関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準による)で正しいのはどれか。2つ選べ。
1. 肩甲帯下制
2. 肩関節外転
3. 肩関節内旋
4. 膝関節屈曲
5. 足関節背屈
- 1. 肩甲帯下制 ✓
- 2. 肩関節外転
- 3. 肩関節内旋 ✓
- 4. 膝関節屈曲
- 5. 足関節背屈 ✓
正答:1・3・5番
解説
■ 正答:2番・4番 — 肩関節外転、膝関節屈曲
日本整形外科学会・日本リハビリテーション医学会基準による関節可動域測定法では、標準的な測定肢位と測定方法が定められています。肩関節外転と膝関節屈曲は、この基準に基づく正規の測定項目です。
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【各選択肢の解説】
1. 肩甲帯下制
❌ 誤り。肩甲骨の運動は「肩甲帯」として統合的に扱われますが、下制単独での関節可動域測定は基準化されていません。
2. 肩関節外転
✅ 正しい。肩関節の基本的な関節可動域測定項目で、通常0~180°として測定されます。
3. 肩関節内旋
❌ 誤り。肩関節内旋は、上腕を90°外転した肢位で測定するなど、特定の肢位での測定が必要で、単独項目としての基準化が限定的です。
4. 膝関節屈曲
✅ 正しい。膝関節の基本的な関節可動域測定項目で、通常0~140°として測定されます。
5. 足関節背屈
❌ 誤り。足関節背屈は関節可動域測定の対象項目ですが、基準によっては「足関節底背屈」として統合的に扱われることもあります。
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【試験対策ポイント】
- 基準化された主要な関節可動域測定項目:肩関節外転・内外旋、肘関節屈伸、膝関節屈伸、足関節背底屈
- 肩甲骨運動は関節可動域測定の対象外(肢位測定で評価)
- 肩関節内旋は特定肢位での測定が基準