OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

第53回 作業療法士国家試験 午後 第41問

作業療法評価学第53回午後

第53回 作業療法士国家試験 午後 第41問(作業療法評価学)の正答は 1 です。ワークサンプル法は、実際の仕事を模した作業課題(ワークサンプル)を実際に行わせ、その遂行から職業能力を評価する方法である。

問題
ワークサンプル法を用いる評価法はどれか。
  1. 1. マイクロタワー法 ✓
  2. 2. VPI 職業興味検査
  3. 3. 職業レディネステスト
  4. 4. LASMI〈精神障害者社会生活評価尺度〉
  5. 5. GATB〈厚生労働省編一般職業適性検査〉

正答:1番

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解説
■ 正答:1番 — マイクロタワー法

ワークサンプル法は、実際の仕事を模した作業課題(ワークサンプル)を実際に行わせ、その遂行から職業能力を評価する方法である。選択肢のうち作業課題を実際に行わせる評価法はマイクロタワー法だけで、ほかは質問紙・筆記中心の検査や行動評定の尺度である。


【各選択肢の解説】

1. マイクロタワー法
✅ 正しい(=正答)。運動・空間知覚・事務的知覚・数量・言語の領域ごとに用意された作業サンプルを実際に行わせ、職業適性を評価するワークサンプル法の代表である。
2. VPI 職業興味検査
❌ 誤り。正しくは、Hollandの職業選択理論に基づき、職業名への興味の有無に答える質問紙で職業興味(6領域)を測る検査である。
3. 職業レディネステスト
❌ 誤り。正しくは、職業への興味や仕事をうまくやれる自信度などを質問紙で測り、職業への準備度(レディネス)をみる検査である。
4. LASMI〈精神障害者社会生活評価尺度〉
❌ 誤り。正しくは、日常生活・対人関係・労働または課題の遂行・持続性と安定性・自己認識の5領域について、評価者が行動を観察して評定する社会生活能力の尺度である。
5. GATB〈厚生労働省編一般職業適性検査〉
❌ 誤り。正しくは、紙筆検査と器具検査で9つの適性能を測る適性検査である。器具を使う検査を含むが、実際の仕事を模した作業を行わせるワークサンプル法ではない。

【試験対策ポイント】

評価法何を・どう測るか
ワークサンプル法(マイクロタワー法・ワークサンプル幕張版〈MWS〉など)仕事を模した作業を実際に行わせる
VPI 職業興味検査職業興味(質問紙)
職業レディネステスト職業への準備度(質問紙)
GATB適性能(紙筆+器具の適性検査)
LASMI社会生活能力(観察による評定)
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