第53回 作業療法士国家試験 午後 第58問
解剖学第53回午後
第53回 作業療法士国家試験 午後 第58問(解剖学)の正答は 1 です。膀胱括約筋(内尿道括約筋)は膀胱頸部を取り巻く平滑筋で、交感神経の働きで収縮して蓄尿を保つ不随意筋である。
問題
泌尿器の解剖について正しいのはどれか。
- 1. 膀胱括約筋は平滑筋である。 ✓
- 2. 膀胱尖には膀胱三角が位置する。
- 3. 膀胱底は膀胱の前方に位置する。
- 4. 尿管は総腸骨動脈の後方を通る。
- 5. 尿管壁は粘膜と外膜の2層からなる。
正答:1番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 60.5%標準
43人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:1番 — 膀胱括約筋は平滑筋である。
膀胱括約筋(内尿道括約筋)は膀胱頸部を取り巻く平滑筋で、交感神経の働きで収縮して蓄尿を保つ不随意筋である。随意的に締められるのは、その下方にある横紋筋の外尿道括約筋である。
【各選択肢の解説】
1. 膀胱括約筋は平滑筋である。
✅ 正しい(=正答)。内尿道括約筋は平滑筋で自律神経に支配され、意識して動かすことはできない。外尿道括約筋は横紋筋で陰部神経に支配される。
✅ 正しい(=正答)。内尿道括約筋は平滑筋で自律神経に支配され、意識して動かすことはできない。外尿道括約筋は横紋筋で陰部神経に支配される。
2. 膀胱尖には膀胱三角が位置する。
❌ 誤り。正しくは、膀胱三角は膀胱底(後下部)にあり、左右の尿管口と内尿道口を結ぶ三角形の領域である。膀胱尖は膀胱の前上方の先端である。
❌ 誤り。正しくは、膀胱三角は膀胱底(後下部)にあり、左右の尿管口と内尿道口を結ぶ三角形の領域である。膀胱尖は膀胱の前上方の先端である。
3. 膀胱底は膀胱の前方に位置する。
❌ 誤り。正しくは、膀胱底は膀胱の後下部にある。前上方の先端が膀胱尖で、その間が膀胱体である。
❌ 誤り。正しくは、膀胱底は膀胱の後下部にある。前上方の先端が膀胱尖で、その間が膀胱体である。
4. 尿管は総腸骨動脈の後方を通る。
❌ 誤り。正しくは、尿管は骨盤に入るところで総腸骨動脈の分岐部付近(または外腸骨動脈の起始部)の前方を越えて下る。
❌ 誤り。正しくは、尿管は骨盤に入るところで総腸骨動脈の分岐部付近(または外腸骨動脈の起始部)の前方を越えて下る。
5. 尿管壁は粘膜と外膜の2層からなる。
❌ 誤り。正しくは、尿管壁は粘膜・筋層・外膜の3層からなり、筋層の蠕動運動で尿を膀胱へ送る。
❌ 誤り。正しくは、尿管壁は粘膜・筋層・外膜の3層からなり、筋層の蠕動運動で尿を膀胱へ送る。
【試験対策ポイント】
| 括約筋 | 筋の種類 | 支配 |
|---|---|---|
| 内尿道括約筋(膀胱括約筋) | 平滑筋(不随意) | 交感神経(下腹神経) |
| 外尿道括約筋 | 横紋筋(随意) | 陰部神経 |
- 膀胱三角=膀胱底(左右の尿管口+内尿道口)
- 尿管は総腸骨動脈(の分岐部付近)の前を越える
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