第53回 作業療法士国家試験 午後 第63問
作業療法評価学第53回午後
副交感神経の作用で収縮する筋はどれか。
1. 立毛筋
2. 排尿筋
3. 血管平滑筋
4. 瞳孔散大筋
5. 内肛門括約筋
- 1. 立毛筋
- 2. 排尿筋 ✓
- 3. 血管平滑筋
- 4. 瞳孔散大筋
- 5. 内肛門括約筋
正答:2番
解説
■ 正答:2番 — 排尿筋
排尿筋(膀胱逼尿筋)は副交感神経の作用で収縮し、排尿を促進します。副交感神経はアセチルコリンを放出し、ムスカリン受容体を介して平滑筋を収縮させます。
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【各選択肢の解説】
1. 立毛筋
❌ 誤り。立毛筋は交感神経の作用で収縮します(アドレナリン放出)。副交感神経では弛緩します。
2. 排尿筋
✅ 正しい。膀胱の逼尿筋は副交感神経(盤神経)の刺激により収縮し、排尿反射を引き起こします。
3. 血管平滑筋
❌ 誤り。血管平滑筋は交感神経の作用で収縮し血管を収縮させます。副交感神経は一般的に血管平滑筋に直接作用しません。
4. 瞳孔散大筋
❌ 誤り。瞳孔散大筋は交感神経の作用で収縮し、瞳孔を散大させます。副交感神経は瞳孔括約筋を収縮させ瞳孔を縮小させます。
5. 内肛門括約筋
❌ 誤り。内肛門括約筋は交感神経による緊張が優位です。副交感神経は直腸の蠕動を促進しますが、直接括約筋を収縮させません。
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【試験対策ポイント】
• 副交感神経は消化・排泄を促進(排尿筋・消化管平滑筋の収縮)
• 交感神経は循環・防御反応を促進(瞳孔散大筋・立毛筋・血管収縮)
• アセチルコリン(副交感神経)とアドレナリン(交感神経)の受容体と作用の違いを整理