OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

第53回 作業療法士国家試験 午後 第80問

臨床心理学第53回午後

第53回 作業療法士国家試験 午後 第80問(臨床心理学)の正答は 5 です。訓練療法は、決まった手順や課題を段階的に練習して症状や行動を変える方法で、行動療法系の技法や森田療法が含まれる。

問題
訓練療法でないのはどれか。
  1. 1. 森田療法
  2. 2. シェイピング
  3. 3. 認知行動療法
  4. 4. 系統的脱感作法
  5. 5. 来談者中心療法 ✓

正答:5番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。答えはアプリの学習記録に残ります(登録不要) — 弱点分析・成績グラフはアプリで
この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 52.6%参考値

19人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:5番 — 来談者中心療法

訓練療法は、決まった手順や課題を段階的に練習して症状や行動を変える方法で、行動療法系の技法や森田療法が含まれる。来談者中心療法は、手順を練習させるのではなく、治療者の態度と関係そのものを治療の軸に置く。


【各選択肢の解説】

1. 森田療法
❌ 誤り。不安をなくそうとせずあるがままに受け入れ、臥褥から作業・生活へと段階を踏んで行動する。正しくは森田療法は訓練療法に含まれる。
2. シェイピング
❌ 誤り。オペラント条件づけを用い、目標行動に近づいた反応を少しずつ強化して形づくる行動療法の技法である。正しくはシェイピングは訓練療法に含まれる。
3. 認知行動療法
❌ 誤り。考え方の偏りに気づいて修正し、宿題などの課題で新しい行動を練習する。正しくは認知行動療法は訓練療法に含まれる。
4. 系統的脱感作法
❌ 誤り。リラクセーションを身につけたうえで、不安階層表の弱い場面から順に段階的に慣らしていく行動療法の技法である。正しくは系統的脱感作法は訓練療法に含まれる。
5. 来談者中心療法
✅ 正しい。来談者中心療法は訓練療法ではない。Rogersが提唱した非指示的カウンセリングで、手順の練習は行わず、共感的理解・無条件の肯定的関心・自己一致という治療者の態度を軸に、来談者自身の成長する力に任せる方法である(=正答)。

【試験対策ポイント】

療法中心となるもの
系統的脱感作法・シェイピング段階的な練習・強化
認知行動療法認知の修正+行動の練習
森田療法あるがままの受容+段階的な作業
来談者中心療法治療者の態度と関係(非指示的)

Rogersの3条件:共感的理解・無条件の肯定的関心・自己一致。

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ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、作業療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

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