OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

第54回 作業療法士国家試験 午前 第33問

人間発達学第54回午前

第54回 作業療法士国家試験 午前 第33問(人間発達学)の正答は 3 です。筋電義手は、断端の筋が収縮するときの筋電位を電極で拾い、電動モーターでハンドを開閉する。

問題
筋電義手で正しいのはどれか。
  1. 1. 小児には使用しない。
  2. 2. 作業用ハンドはない。
  3. 3. 能動義手に比べ把持力が強い。 ✓
  4. 4. 前腕義手にはハーネスが必要である。
  5. 5. 前腕義手より上腕義手の症例が多い。

正答:3番

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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 42.9%参考値

21人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:3番 — 能動義手に比べ把持力が強い。

筋電義手は、断端の筋が収縮するときの筋電位を電極で拾い、電動モーターでハンドを開閉する。体の動きをハーネスとケーブルで伝える能動義手と違い、モーターの力で握るため把持力が強い。


【各選択肢の解説】

1. 小児には使用しない。
❌ 誤り。正しくは、先天性の上肢欠損などの小児にも処方され、幼児期から装着訓練を始める取り組みが行われている。
2. 作業用ハンドはない。
❌ 誤り。正しくは、筋電義手にも作業に適した形の電動の手先具(電動フック・グライファーなど)があり、目的に応じて使い分ける。
3. 能動義手に比べ把持力が強い。
✅ 正しい。能動義手の把持力は体の動きの力やゴムの張力に頼るが、筋電義手はモーターで駆動するため、強い力で握り続けられる。
4. 前腕義手にはハーネスが必要である。
❌ 誤り。正しくは、筋電前腕義手はソケット自体で断端に懸垂するためハーネスが不要で、肩を動かす必要もない。ハーネスを必要とするのは能動義手である。
5. 前腕義手より上腕義手の症例が多い。
❌ 誤り。正しくは、筋電義手は前腕義手の症例が多い。前腕切断は筋電位を拾う筋が残りやすく、操作もしやすい。

【試験対策ポイント】

項目能動義手筋電義手
力源体の動き(ハーネス・ケーブル)電動モーター(電池)
ハーネス必要不要(前腕)
把持力比較的弱い強い
重さ・費用軽い・安い重い・高価
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