OTカコモン — 作業療法士国家試験 過去問・解説

第54回 作業療法士国家試験 午前 第33問

人間発達学第54回午前
筋電義手で正しいのはどれか。 1. 小児には使用しない。 2. 作業用ハンドはない。 3. 能動義手に比べ把持力が強い。 4. 前腕義手にはハーネスが必要である。 5. 前腕義手より上腕義手の症例が多い。
  1. 1. 小児には使用しない。
  2. 2. 作業用ハンドはない。
  3. 3. 能動義手に比べ把持力が強い。 ✓
  4. 4. 前腕義手にはハーネスが必要である。
  5. 5. 前腕義手より上腕義手の症例が多い。

正答:3番

解説
■ 正答:3番 — 能動義手に比べ把持力が強い。 筋電義手はモーターによる電動駆動で把持動作を行うため、能動義手(手動で操作する受動的な義手)と比較して把持力が強く、より大きな力で物を握ることができます。 --- 【各選択肢の解説】 1. 小児には使用しない。 ❌ 誤り。小児でも筋電義手は使用します。ただし、筋電位が安定するまで待つ必要があり、通常5〜6歳以上が対象とされます。 2. 作業用ハンドはない。 ❌ 誤り。筋電義手には作業用ハンド(工具把持機構など)が存在し、日常生活や職業活動に応じた複数の機能が備わっています。 3. 能動義手に比べ把持力が強い。 ✅ 正しい。筋電義手はモーター駆動により、能動義手の手動操作よりも強力な把持力を発揮できます。 4. 前腕義手にはハーネスが必要である。 ❌ 誤り。筋電義手はハーネス(肩バンド)を必要としません。これは能動義手の特徴です。筋電位検出により操作するため、ハーネスは不要です。 5. 前腕義手より上腕義手の症例が多い。 ❌ 誤り。義手装着者の大多数は前腕切断であり、前腕義手の症例が多いです。 --- 【試験対策ポイント】 - 筋電義手はモーター駆動で能動義手より把持力が強い - ハーネスは不要(能動義手の特徴と混同しやすい) - 前腕切断がより一般的で前腕義手の症例が多い
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