第55回 作業療法士国家試験 午前 第58問
解剖学第55回午前
第55回 作業療法士国家試験 午前 第58問(解剖学)の正答は 3 です。後腹膜腔は壁側腹膜と後腹壁の間の空間で、ここにある臓器(後腹膜臓器)は前面だけが腹膜に覆われ、後腹壁に固定されている。
問題
後腹膜腔に存在するのはどれか。
- 1. 胃
- 2. 空腸
- 3. 膵臓 ✓
- 4. 横行結腸
- 5. S状結腸
正答:3番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 52%参考値
25人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — 膵臓
後腹膜腔は壁側腹膜と後腹壁の間の空間で、ここにある臓器(後腹膜臓器)は前面だけが腹膜に覆われ、後腹壁に固定されている。膵臓(尾部を除く)は後腹膜臓器の代表である。胃・空腸・横行結腸・S状結腸は腸間膜などで吊られた腹膜内臓器である。
【各選択肢の解説】
1. 胃
❌ 誤り。胃はほぼ全周を腹膜に覆われ、小網・大網でつながる。正しくは腹膜内臓器である。
❌ 誤り。胃はほぼ全周を腹膜に覆われ、小網・大網でつながる。正しくは腹膜内臓器である。
2. 空腸
❌ 誤り。空腸は腸間膜で後腹壁から吊られ、腹腔内を動ける。正しくは腹膜内臓器である。
❌ 誤り。空腸は腸間膜で後腹壁から吊られ、腹腔内を動ける。正しくは腹膜内臓器である。
3. 膵臓
✅ 正しい。膵臓は胃の後ろで後腹壁に接して横たわり、前面だけが腹膜に覆われる。発生の途中で後腹壁に癒着するため、後腹膜臓器(二次的な後腹膜臓器)になる。
✅ 正しい。膵臓は胃の後ろで後腹壁に接して横たわり、前面だけが腹膜に覆われる。発生の途中で後腹壁に癒着するため、後腹膜臓器(二次的な後腹膜臓器)になる。
4. 横行結腸
❌ 誤り。横行結腸は横行結腸間膜で吊られている。正しくは腹膜内臓器である。上行結腸・下行結腸は後腹膜臓器なので、結腸の部位で区別する。
❌ 誤り。横行結腸は横行結腸間膜で吊られている。正しくは腹膜内臓器である。上行結腸・下行結腸は後腹膜臓器なので、結腸の部位で区別する。
5. S状結腸
❌ 誤り。S状結腸はS状結腸間膜で吊られている。正しくは腹膜内臓器である。
❌ 誤り。S状結腸はS状結腸間膜で吊られている。正しくは腹膜内臓器である。
【試験対策ポイント】
| 区分 | 主な臓器 |
|---|---|
| 後腹膜臓器 | 腎臓・副腎・尿管・膵臓・十二指腸(大部分)・上行結腸・下行結腸・腹部大動脈・下大静脈 |
| 腹膜内臓器 | 胃・空腸・回腸・横行結腸・S状結腸・肝臓・脾臓 |
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