OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

第55回 作業療法士国家試験 午後 第64問

生理学第55回午後

第55回 作業療法士国家試験 午後 第64問(生理学)の正答は 1・3 です。筋紡錘から中枢へ向かう感覚線維はⅠa線維(一次終末)とⅡ線維(二次終末)の2種類。

問題
筋紡錘の感覚神経線維で正しいのはどれか。2つ選べ。
  1. 1. Ⅰa ✓
  2. 2. Ⅰb
  3. 3. Ⅱ ✓
  4. 4. α
  5. 5. γ

正答:1・3番

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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 60%参考値

25人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:1・3番 — Ⅰa・Ⅱ

筋紡錘から中枢へ向かう感覚線維はⅠa線維(一次終末)とⅡ線維(二次終末)の2種類。Ⅰbは腱にあるGolgi腱器官の線維、αとγは筋へ向かう運動線維である。


【各選択肢の解説】

1. Ⅰa
✅ 正しい。筋紡錘の一次終末(らせん形終末)から出る太い有髄線維で、筋の長さとその変化の速さを伝え、伸張反射の求心路となる。
2. Ⅰb
❌ 誤り。筋紡錘の線維ではない。正しくはGolgi腱器官の感覚線維で、筋の張力を伝え、自原抑制(Ib抑制)を起こす。
3. Ⅱ
✅ 正しい。筋紡錘の二次終末(散形終末)から出る線維で、主に筋の長さ(静的な伸張)を伝える。
4. α
❌ 誤り。感覚線維ではない。正しくは脊髄前角のα運動ニューロンから錘外筋線維へ向かう運動(遠心性)線維である。
5. γ
❌ 誤り。感覚線維ではない。正しくはγ運動ニューロンから錘内筋線維へ向かう運動線維で、筋紡錘の感度を調節する。

【試験対策ポイント】

線維向き受容器・支配先伝える情報
Ⅰa求心性筋紡錘 一次終末長さ+変化の速さ
Ⅱ求心性筋紡錘 二次終末長さ
Ⅰb求心性Golgi腱器官張力
α遠心性錘外筋線維筋収縮
γ遠心性錘内筋線維筋紡錘の感度調節

「筋紡錘=長さ、腱器官=張力」と、求心性か遠心性かの2軸で見分ける。

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