OTカコモン — 作業療法士国家試験 過去問・解説

第56回 作業療法士国家試験 午前 第39問

作業療法評価学第56回午前
エビデンスレベルが最も高いのはどれか。 1. 症例報告 2. コホート研究 3. 症例対照研究 4. ランダム化比較試験 5. 非ランダム化比較試験
  1. 1. 症例報告
  2. 2. コホート研究
  3. 3. 症例対照研究
  4. 4. ランダム化比較試験 ✓
  5. 5. 非ランダム化比較試験

正答:4番

解説
■ 正答:4番 — ランダム化比較試験 ランダム化比較試験(RCT)は、被験者をランダムに介入群と対照群に割り付けることで、交絡因子の影響を最小限に抑え、因果関係を最も強く証明できる研究デザインです。医学研究のエビデンスレベルの最高位に位置します。 --- 【各選択肢の解説】 1. 症例報告 ❌ 誤り。個別の患者経過を記述したもので、エビデンスレベルは最も低い(レベル5)です。 2. コホート研究 ❌ 誤り。前向き観察研究でエビデンスレベルはレベル2ですが、ランダム化がないため交絡因子の影響を受けます。 3. 症例対照研究 ❌ 誤り。後ろ向き観察研究でエビデンスレベルはレベル3であり、コホート研究より低いです。 4. ランダム化比較試験 ✅ 正しい。ランダム化により群間の背景因子が均等化され、因果関係を証明する最も信頼性の高い研究デザイン(エビデンスレベル1)です。 5. 非ランダム化比較試験 ❌ 誤り。比較試験ですがランダム化がないため、交絡因子の影響が残りエビデンスレベルはレベル2です。 --- 【試験対策ポイント】 ・エビデンスレベルの序列:RCT(レベル1)> コホート研究(レベル2)> 症例対照研究(レベル3) ・ランダム化がエビデンスレベル判定の最重要ポイント ・交絡因子を最小化できる研究デザインほど信頼性が高い
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