第56回 作業療法士国家試験 午前 第38問
臨床医学第56回午前
第56回 作業療法士国家試験 午前 第38問(臨床医学)の正答は 1 です。疾患・症候と特徴的な歩行の組合せを見分ける問題である。
問題
疾患または症候と異常歩行の組合せで正しいのはどれか。
- 1. 運動失調 ─── 酩酊歩行 ✓
- 2. フレイル ─── すくみ足歩行
- 3. Parkinson病 ─── はさみ脚歩行
- 4. 脳卒中片麻痺 ─── 踵足歩行
- 5. 総腓骨神経麻痺 ─── 分回し歩行
正答:1番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 50%参考値
16人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:1番 — 運動失調 ─── 酩酊歩行
疾患・症候と特徴的な歩行の組合せを見分ける問題である。小脳性などの運動失調では、足を広げて体が左右に揺れる酔ったような酩酊歩行がみられる。ほかの選択肢は歩行の名前が別の疾患と入れ替えられている。
【各選択肢の解説】
1. 運動失調 ─── 酩酊歩行
✅ 正しい。(=正答)協調運動の障害で歩幅やリズムが一定せず、支持基底面を広げてふらつきながら歩く。
✅ 正しい。(=正答)協調運動の障害で歩幅やリズムが一定せず、支持基底面を広げてふらつきながら歩く。
2. フレイル ─── すくみ足歩行
❌ 誤り。すくみ足歩行はフレイルの特徴ではない。正しくは、すくみ足はParkinson病でみられ、フレイルでは歩行速度の低下が特徴である。
❌ 誤り。すくみ足歩行はフレイルの特徴ではない。正しくは、すくみ足はParkinson病でみられ、フレイルでは歩行速度の低下が特徴である。
3. Parkinson病 ─── はさみ脚歩行
❌ 誤り。はさみ脚歩行はParkinson病の特徴ではない。正しくは、はさみ脚歩行は痙直型脳性麻痺(両麻痺)など両下肢の痙縮で股関節内転筋の緊張が高いときにみられ、Parkinson病では小刻み歩行・すくみ足・突進現象がみられる。
❌ 誤り。はさみ脚歩行はParkinson病の特徴ではない。正しくは、はさみ脚歩行は痙直型脳性麻痺(両麻痺)など両下肢の痙縮で股関節内転筋の緊張が高いときにみられ、Parkinson病では小刻み歩行・すくみ足・突進現象がみられる。
4. 脳卒中片麻痺 ─── 踵足歩行
❌ 誤り。踵足歩行は片麻痺の特徴ではない。正しくは、脳卒中片麻痺では分回し歩行がみられ、踵足歩行は下腿三頭筋の麻痺(脛骨神経麻痺など)でみられる。
❌ 誤り。踵足歩行は片麻痺の特徴ではない。正しくは、脳卒中片麻痺では分回し歩行がみられ、踵足歩行は下腿三頭筋の麻痺(脛骨神経麻痺など)でみられる。
5. 総腓骨神経麻痺 ─── 分回し歩行
❌ 誤り。分回し歩行は総腓骨神経麻痺の特徴ではない。正しくは、総腓骨神経麻痺では下垂足のため膝を高く上げて歩く鶏歩がみられる。
❌ 誤り。分回し歩行は総腓骨神経麻痺の特徴ではない。正しくは、総腓骨神経麻痺では下垂足のため膝を高く上げて歩く鶏歩がみられる。
【試験対策ポイント】
| 歩行 | 主な疾患・症候 |
|---|---|
| 酩酊歩行 | 運動失調(小脳性など) |
| すくみ足・小刻み歩行・突進現象 | Parkinson病 |
| はさみ脚歩行 | 痙直型脳性麻痺(両麻痺) |
| 分回し歩行 | 脳卒中片麻痺 |
| 鶏歩 | 総腓骨神経麻痺 |
| 踵足歩行 | 下腿三頭筋の麻痺 |
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