第56回 作業療法士国家試験 午前 第56問
解剖学第56回午前
第56回 作業療法士国家試験 午前 第56問(解剖学)の正答は 2 です。心臓の壁を流れた静脈血の多くは冠静脈洞に集まり、右心房に注ぐ。
問題
心臓について正しいのはどれか。
- 1. 僧帽弁は三尖弁である。
- 2. 冠静脈洞は右心房に開口する。 ✓
- 3. 大動脈弁には腱索が付着する。
- 4. 冠動脈は大動脈弓から分岐する。
- 5. 右冠動脈は前下行枝と回旋枝に分かれる。
正答:2番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 40.5%難問
42人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2番 — 冠静脈洞は右心房に開口する。
心臓の壁を流れた静脈血の多くは冠静脈洞に集まり、右心房に注ぐ。ほかの選択肢は、弁の数・腱索の付く弁・冠動脈の起始・左右の冠動脈の枝を入れ替えたものである。
【各選択肢の解説】
1. 僧帽弁は三尖弁である。
❌ 誤り。弁尖の数の取り違えである。正しくは、僧帽弁は弁尖が2枚の二尖弁(左房室弁)で、三尖弁は右房室弁である。
❌ 誤り。弁尖の数の取り違えである。正しくは、僧帽弁は弁尖が2枚の二尖弁(左房室弁)で、三尖弁は右房室弁である。
2. 冠静脈洞は右心房に開口する。
✅ 正しい。(=正答)冠静脈洞は心臓の後面の冠状溝を走り、大心静脈・中心静脈・小心静脈などを集める。心筋を通った静脈血も全身の静脈血と同じく右心房に戻るため、右心房に開口する。
✅ 正しい。(=正答)冠静脈洞は心臓の後面の冠状溝を走り、大心静脈・中心静脈・小心静脈などを集める。心筋を通った静脈血も全身の静脈血と同じく右心房に戻るため、右心房に開口する。
3. 大動脈弁には腱索が付着する。
❌ 誤り。腱索が付くのは房室弁である。正しくは、腱索は僧帽弁・三尖弁の弁尖と乳頭筋を結び、大動脈弁・肺動脈弁(半月弁)には腱索はない。
❌ 誤り。腱索が付くのは房室弁である。正しくは、腱索は僧帽弁・三尖弁の弁尖と乳頭筋を結び、大動脈弁・肺動脈弁(半月弁)には腱索はない。
4. 冠動脈は大動脈弓から分岐する。
❌ 誤り。大動脈弓からは腕頭動脈・左総頸動脈・左鎖骨下動脈が出る。正しくは、冠動脈は大動脈の起始部(上行大動脈の根もと、大動脈洞)から分岐する。
❌ 誤り。大動脈弓からは腕頭動脈・左総頸動脈・左鎖骨下動脈が出る。正しくは、冠動脈は大動脈の起始部(上行大動脈の根もと、大動脈洞)から分岐する。
5. 右冠動脈は前下行枝と回旋枝に分かれる。
❌ 誤り。左右の取り違えである。正しくは、前下行枝(前室間枝)と回旋枝に分かれるのは左冠動脈である。
❌ 誤り。左右の取り違えである。正しくは、前下行枝(前室間枝)と回旋枝に分かれるのは左冠動脈である。
【試験対策ポイント】
| 項目 | 正しい形 |
|---|---|
| 僧帽弁 | 二尖弁(左房室弁) |
| 三尖弁 | 右房室弁 |
| 腱索 | 房室弁にだけある |
| 冠動脈の起始 | 大動脈起始部(大動脈洞) |
| 左冠動脈 | 前下行枝+回旋枝 |
| 冠静脈洞 | 右心房に開口 |
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