OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

第56回 作業療法士国家試験 午前 第68問

生理学第56回午前

第56回 作業療法士国家試験 午前 第68問(生理学)の正答は 3 です。代表的な副腎皮質ホルモンであるコルチゾールには日内変動があり、早朝(起床前後)に最も高く、夜間に最も低くなる。

問題
副腎皮質ホルモンについて正しいのはどれか。
  1. 1. 血糖値に影響しない。
  2. 2. ストレス時に変動しない。
  3. 3. 早朝に分泌が最大となる。 ✓
  4. 4. ペプチドホルモンである。
  5. 5. アドレナリンから生合成される。

正答:3番

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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 33.3%難問

33人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:3番 — 早朝に分泌が最大となる

代表的な副腎皮質ホルモンであるコルチゾールには日内変動があり、早朝(起床前後)に最も高く、夜間に最も低くなる。


【各選択肢の解説】

1. 血糖値に影響しない。
❌ 誤り。正しくは、コルチゾール(糖質コルチコイド)は肝臓での糖新生を促進し、血糖値を上げる。
2. ストレス時に変動しない。
❌ 誤り。正しくは、ストレスが加わると視床下部(CRH)→下垂体前葉(ACTH)の経路が活性化し、コルチゾールの分泌は増加する。
3. 早朝に分泌が最大となる。
✅ 正しい(=正答)。ACTHの分泌が概日リズムに従って明け方に高まるため、それに続いてコルチゾールも早朝に最大となり、夜間に最低となる。
4. ペプチドホルモンである。
❌ 誤り。正しくは、副腎皮質ホルモン(コルチゾール・アルドステロンなど)はコレステロールを原料とするステロイドホルモンである。ペプチドホルモンにはインスリン・ACTHなどがある。
5. アドレナリンから生合成される。
❌ 誤り。正しくは、副腎皮質ホルモンはコレステロールから合成される。アドレナリンは副腎髄質のホルモンで、アミノ酸のチロシンから合成されるカテコールアミンである。

【試験対策ポイント】

副腎皮質副腎髄質
主なホルモンコルチゾール・アルドステロンアドレナリン・ノルアドレナリン
化学構造ステロイド(コレステロール由来)カテコールアミン(チロシン由来)

コルチゾール=早朝最大・ストレスで増加・血糖上昇。

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