第56回 作業療法士国家試験 午後 第30問
臨床医学第56回午後
Parkinson病で姿勢反射障害および両側性の振戦があり、小刻み歩行でADLが自立している時のHoehn & Yahr重症度分類ステージはどれか。
1. Ⅰ
2. Ⅱ
3. Ⅲ
4. Ⅳ
5. Ⅴ
- 1. Ⅰ
- 2. Ⅱ
- 3. Ⅲ ✓
- 4. Ⅳ
- 5. Ⅴ
正答:3番
解説
■ 正答:3番 — Ⅲ
Hoehn & Yahr分類ステージIIIは「軽度~中等度の症状が両側に認められ、姿勢不安定性が出現するが、ADLはまだ自立している」と定義されます。本症例は姿勢反射障害(姿勢不安定性)と両側性振戦を有しており、かつADL自立という点でステージIIIに合致します。
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【各選択肢の解説】
1. Ⅰ
❌ 誤り。ステージIは一側性症状のみで、姿勢反射障害は認められません。
2. Ⅱ
❌ 誤り。ステージIIは両側性症状または正中線症状がありますが、まだ姿勢不安定性を認めません。本症例は姿勢反射障害が明記されているため該当しません。
3. Ⅲ
✅ 正しい。ステージIIIは両側性症状+姿勢反射障害が出現し、ADLはまだ自立している段階です。本症例の全条件に合致します。
4. Ⅳ
❌ 誤り。ステージIVは動作が高度に障害され、介助が必要となる段階です。本症例はADL自立のため該当しません。
5. Ⅴ
❌ 誤り。ステージVは寝たきりまたは車いす生活となる最重症段階です。明らかに適合しません。
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【試験対策ポイント】
- Hoehn & Yahr分類ステージIII:「両側性症状+姿勢反射障害+ADL自立」が合致のポイント
- 姿勢反射障害(姿勢不安定性)の出現がステージII→IIIの分岐点
- ADL自立か介助必要かでステージIII/IV以降を区別