第56回 作業療法士国家試験 午後 第35問
作業療法評価学第56回午後
第56回 作業療法士国家試験 午後 第35問(作業療法評価学)の正答は 2 です。生活行為向上マネジメント(MTDLP)は日本作業療法士協会が開発した実践ツールであり、熟練作業療法士の臨床思考過程を分析・体系化したものである。
問題
生活行為向上マネジメントで正しいのはどれか。
- 1. アメリカで開発された評価法である。
- 2. 作業療法士の臨床思考過程を分析して開発された。 ✓
- 3. 心身機能の回復に関するプログラムは含まれない。
- 4. 作業療法士が重要と判断した作業に焦点を当てアセスメントする。
- 5. アセスメント項目に心身機能・身体構造に関する予後予測は含まれない。
正答:2番
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解説
■ 正答:2番 — 作業療法士の臨床思考過程を分析して開発された。
生活行為向上マネジメント(MTDLP)は日本作業療法士協会が開発した実践ツールであり、熟練作業療法士の臨床思考過程を分析・体系化したものである。
【各選択肢の解説】
1. アメリカで開発された評価法である。
❌ 誤り。MTDLPは日本作業療法士協会が開発した日本独自のツール。
❌ 誤り。MTDLPは日本作業療法士協会が開発した日本独自のツール。
2. 作業療法士の臨床思考過程を分析して開発された。
✅ 正しい。熟練OTの臨床推論を体系化し、標準的な実践モデルとして開発された。
✅ 正しい。熟練OTの臨床推論を体系化し、標準的な実践モデルとして開発された。
3. 心身機能の回復に関するプログラムは含まれない。
❌ 誤り。MTDLPの支援計画には心身機能改善プログラムも含まれる。活動・参加だけでなく心身機能も対象。
❌ 誤り。MTDLPの支援計画には心身機能改善プログラムも含まれる。活動・参加だけでなく心身機能も対象。
4. 作業療法士が重要と判断した作業に焦点を当てアセスメントする。
❌ 誤り。MTDLPはクライアント(本人・家族)が重要と考える生活行為に焦点を当てる。OTが決めるのではない。
❌ 誤り。MTDLPはクライアント(本人・家族)が重要と考える生活行為に焦点を当てる。OTが決めるのではない。
5. アセスメント項目に心身機能・身体構造に関する予後予測は含まれない。
❌ 誤り。生活行為向上プランシートには心身機能・身体構造の現状と予後予測も含まれる。
❌ 誤り。生活行為向上プランシートには心身機能・身体構造の現状と予後予測も含まれる。
【試験対策ポイント】
MTDLP(生活行為向上マネジメント)の3原則:①日本独自ツール、②熟練OTの思考過程をモデル化、③本人が重要とする生活行為に焦点。COPMとの違いは「日本版・OT独自ツール」である点。混同に注意。
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