OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

第56回 作業療法士国家試験 午後 第54問

解剖学第56回午後

第56回 作業療法士国家試験 午後 第54問(解剖学)の正答は 1 です。腱板(回旋筋腱板)は棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋の4筋の腱でできており、上腕骨頭を包んで関節窩に引きつけ、肩関節を安定させる。

問題
腱板を構成する筋はどれか。
  1. 1. 肩甲下筋 ✓
  2. 2. 三角筋
  3. 3. 上腕筋
  4. 4. 僧帽筋
  5. 5. 大円筋

正答:1番

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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 81.4%やさしい

43人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:1番 — 肩甲下筋

腱板(回旋筋腱板)は棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋の4筋の腱でできており、上腕骨頭を包んで関節窩に引きつけ、肩関節を安定させる。肩甲下筋は腱板の前方部分をつくる。


【各選択肢の解説】

1. 肩甲下筋
✅ 正しい。(=正答)肩甲骨の前面(肋骨面)から起こり上腕骨の小結節に付く。肩関節を内旋し、腱板の前方部分として骨頭を前から支える。
2. 三角筋
❌ 誤り。腱板の外側を覆う筋だが、腱板には含まれない。正しくは、三角筋は腋窩神経支配の肩関節の外転筋である。
3. 上腕筋
❌ 誤り。肩関節をまたがない筋である。正しくは、上腕筋は上腕骨前面から尺骨に付く肘関節の屈筋である。
4. 僧帽筋
❌ 誤り。上腕骨に付かず、腱板には含まれない。正しくは、僧帽筋は副神経支配で、肩甲骨の挙上・内転・上方回旋を行う。
5. 大円筋
❌ 誤り。名前の似た小円筋は腱板に含まれるが、大円筋は含まれない。正しくは、大円筋は肩関節の伸展・内転・内旋を行う筋である。

【試験対策ポイント】

腱板の筋停止主な作用
棘上筋大結節外転
棘下筋大結節外旋
小円筋大結節外旋
肩甲下筋小結節内旋
  • 小円筋は腱板、大円筋は腱板でない
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