第56回 作業療法士国家試験 午後 第68問
生理学第56回午後
第56回 作業療法士国家試験 午後 第68問(生理学)の正答は 2・5 です。ホルモンは化学構造で水溶性か脂溶性かが決まる。
問題
水溶性ホルモンはどれか。2つ選べ。
- 1. エストロゲン
- 2. グルカゴン ✓
- 3. コルチゾール
- 4. サイロキシン
- 5. バゾプレッシン ✓
正答:2・5番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 23.1%難問
39人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2・5番 — グルカゴン・バゾプレッシン
ホルモンは化学構造で水溶性か脂溶性かが決まる。ペプチド・タンパク質ホルモンとカテコールアミンは水溶性で細胞膜を通れず、細胞膜の受容体に結合する。ステロイドホルモンと甲状腺ホルモンは脂溶性で、細胞内の受容体に結合する。
【各選択肢の解説】
1. エストロゲン
❌ 誤り。正しくは、エストロゲンはコレステロールから作られるステロイドホルモンで、脂溶性である。
❌ 誤り。正しくは、エストロゲンはコレステロールから作られるステロイドホルモンで、脂溶性である。
2. グルカゴン
✅ 正しい。膵島のA(α)細胞が分泌するペプチドホルモンで水溶性である。肝細胞の膜受容体に結合して血糖を上げる。
✅ 正しい。膵島のA(α)細胞が分泌するペプチドホルモンで水溶性である。肝細胞の膜受容体に結合して血糖を上げる。
3. コルチゾール
❌ 誤り。正しくは、副腎皮質から分泌されるステロイドホルモンで、脂溶性である。
❌ 誤り。正しくは、副腎皮質から分泌されるステロイドホルモンで、脂溶性である。
4. サイロキシン
❌ 誤り。正しくは、サイロキシン(T₄)はアミノ酸(チロシン)から作られるが脂溶性で、細胞内(核内)の受容体に結合する。
❌ 誤り。正しくは、サイロキシン(T₄)はアミノ酸(チロシン)から作られるが脂溶性で、細胞内(核内)の受容体に結合する。
5. バゾプレッシン
✅ 正しい。視床下部で作られ下垂体後葉から分泌されるペプチドホルモンで水溶性である。腎集合管の膜受容体に結合して水の再吸収を促す。
✅ 正しい。視床下部で作られ下垂体後葉から分泌されるペプチドホルモンで水溶性である。腎集合管の膜受容体に結合して水の再吸収を促す。
【試験対策ポイント】
| 分類 | 性質 | 受容体 | 例 |
|---|---|---|---|
| ペプチド・タンパク質 | 水溶性 | 細胞膜 | インスリン・グルカゴン・バゾプレッシン・成長ホルモン |
| カテコールアミン | 水溶性 | 細胞膜 | アドレナリン・ノルアドレナリン |
| ステロイド | 脂溶性 | 細胞内 | コルチゾール・アルドステロン・エストロゲン |
| 甲状腺ホルモン | 脂溶性 | 細胞内(核内) | サイロキシン(T₄)・T₃ |
甲状腺ホルモンは「アミノ酸由来なのに脂溶性」のひっかけになりやすい。
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