第56回 作業療法士国家試験 午後 第99問
臨床医学第56回午後
第56回 作業療法士国家試験 午後 第99問(臨床医学)の正答は 2 です。アルコール依存症の断酒は一人では続きにくく、同じ問題をもつ人どうしで体験を語り合う集団療法や、断酒会・AA(アルコホーリクス・アノニマス)などの自助グループが、断酒の継続に有効とされる。
問題
アルコール依存症患者の断酒継続に有効とされるのはどれか。
- 1. 催眠療法
- 2. 集団療法 ✓
- 3. 自律訓練法
- 4. 来談者中心療法
- 5. 修正型電気けいれん療法
正答:2番
次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。答えはアプリの学習記録に残ります(登録不要) — 弱点分析・成績グラフはアプリで
この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 77.3%参考値
22人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2番 — 集団療法
アルコール依存症の断酒は一人では続きにくく、同じ問題をもつ人どうしで体験を語り合う集団療法や、断酒会・AA(アルコホーリクス・アノニマス)などの自助グループが、断酒の継続に有効とされる。
【各選択肢の解説】
1. 催眠療法
❌ 誤り。アルコール依存症の断酒継続の治療としては用いられない。正しくは、催眠状態を用いて暗示を与える心理療法で、断酒継続には集団療法・自助グループ・認知行動療法などを用いる。
❌ 誤り。アルコール依存症の断酒継続の治療としては用いられない。正しくは、催眠状態を用いて暗示を与える心理療法で、断酒継続には集団療法・自助グループ・認知行動療法などを用いる。
2. 集団療法
✅ 正しい。仲間の体験を聞き自分の体験を語ることで、否認がゆるみ、孤立が防がれ、断酒を続ける動機が保たれる。退院後も断酒会・AAにつなぐことが再飲酒の予防になる。
✅ 正しい。仲間の体験を聞き自分の体験を語ることで、否認がゆるみ、孤立が防がれ、断酒を続ける動機が保たれる。退院後も断酒会・AAにつなぐことが再飲酒の予防になる。
3. 自律訓練法
❌ 誤り。正しくは、Schultzが考案した、決まった言葉(公式)を心の中でくり返して心身を弛緩させるリラクセーション法で、心身症や不安の軽減に用いる。断酒継続の中心となる治療ではない。
❌ 誤り。正しくは、Schultzが考案した、決まった言葉(公式)を心の中でくり返して心身を弛緩させるリラクセーション法で、心身症や不安の軽減に用いる。断酒継続の中心となる治療ではない。
4. 来談者中心療法
❌ 誤り。正しくは、Rogersの心理療法で、共感的理解・無条件の肯定的関心・自己一致の態度で本人の自己成長を支えるもので、アルコール依存症の断酒継続に特化した治療ではない。
❌ 誤り。正しくは、Rogersの心理療法で、共感的理解・無条件の肯定的関心・自己一致の態度で本人の自己成長を支えるもので、アルコール依存症の断酒継続に特化した治療ではない。
5. 修正型電気けいれん療法
❌ 誤り。正しくは、全身麻酔と筋弛緩薬を用いて行う電気けいれん療法で、重症のうつ病・緊張病・薬物療法が効かない精神疾患などに用いる。
❌ 誤り。正しくは、全身麻酔と筋弛緩薬を用いて行う電気けいれん療法で、重症のうつ病・緊張病・薬物療法が効かない精神疾患などに用いる。
【試験対策ポイント】
- 断酒継続の柱:集団療法・自助グループ(断酒会・AA)・認知行動療法(再飲酒の予防)
- 薬物療法:抗酒薬(ジスルフィラム・シアナミド)・断酒補助薬(アカンプロサート)
- 自律訓練法=Schultz、来談者中心療法=Rogers、漸進的筋弛緩法=Jacobson(人名と技法の組合せも頻出)
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