第57回 作業療法士国家試験 午前 第39問
作業療法管理学第57回午前
中央値の説明として正しいのはどれか。
1. データの最大値から最小値を引いた値
2. 全データの中で最もデータの数が多い値
3. データの総和をデータの個数で割った値
4. データの値を小さい順に並べ変えたとき、真ん中に位置する値
5. 各データから平均値を引いたものを2乗した総和をデータの個数で割った値
- 1. データの最大値から最小値を引いた値
- 2. 全データの中で最もデータの数が多い値
- 3. データの総和をデータの個数で割った値
- 4. データの値を小さい順に並べ変えたとき、真ん中に位置する値 ✓
- 5. 各データから平均値を引いたものを2乗した総和をデータの個数で割った値
正答:4番
解説
■ 正答:4番 — データの値を小さい順に並べ変えたとき、真ん中に位置する値
中央値(メディアン)は、データを昇順に並べたときの中央に位置する値です。異常値の影響を受けにくい代表値として、統計学で重要です。
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【各選択肢の解説】
1. データの最大値から最小値を引いた値
❌ 誤り。これは「範囲(レンジ)」の定義です。データのばらつきを示す尺度です。
2. 全データの中で最もデータの数が多い値
❌ 誤り。これは「最頻値(モード)」の定義です。度数分布で最も出現頻度が高い値を指します。
3. データの総和をデータの個数で割った値
❌ 誤り。これは「平均値(ミーン)」の定義です。最も一般的な代表値ですが、異常値の影響を受けやすい欠点があります。
4. データの値を小さい順に並べ変えたとき、真ん中に位置する値
✅ 正しい。中央値の定義そのものです。偶数個のデータの場合は中央2つの値の平均を取ります。
5. 各データから平均値を引いたものを2乗した総和をデータの個数で割った値
❌ 誤り。これは「分散」の定義です。データのばらつきの度合いを示す尺度です。
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【試験対策ポイント】
• 代表値:平均値、中央値、最頻値の3つを区別する
• 中央値は異常値の影響を受けにくいため、歪んだ分布で有用
• 代表値と散布度(範囲、分散、標準偏差)を混同しない