第57回 作業療法士国家試験 午前 第51問
解剖学第57回午前
第57回 作業療法士国家試験 午前 第51問(解剖学)の正答は 1・3・4 です。関節円板は関節腔の中にある線維軟骨の板で、関節面の適合を高め衝撃を和らげる。
問題
関節円板を有する関節はどれか。2つ選べ。
- 1. 遠位橈尺関節 ✓
- 2. 肩関節
- 3. 胸鎖関節 ✓
- 4. 橈骨手根関節 ✓
- 5. 腕尺関節
正答:1と3/1と4/3と4 のいずれか
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 58.7%標準
46人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:1・3番/1・4番/3・4番のいずれも正解 — 遠位橈尺関節・胸鎖関節・橈骨手根関節から2つ
関節円板は関節腔の中にある線維軟骨の板で、関節面の適合を高め衝撃を和らげる。胸鎖関節は関節円板で関節腔が2つに分かれる。手首では三角線維軟骨(関節円板)が遠位橈尺関節と橈骨手根関節の間にあり、遠位橈尺関節の関節面であると同時に、橈骨とともに橈骨手根関節の近位の関節面もつくるため、1・3・4番のどの2つの組合せも正解とされている。
【各選択肢の解説】
1. 遠位橈尺関節
✅ 正しい。尺骨頭の遠位に三角線維軟骨(関節円板)があり、遠位橈尺関節を橈骨手根関節から隔てている。
✅ 正しい。尺骨頭の遠位に三角線維軟骨(関節円板)があり、遠位橈尺関節を橈骨手根関節から隔てている。
2. 肩関節
❌ 誤り。肩関節に関節円板はない。正しくは、関節窩の縁を関節唇が取り巻いて受け皿を深くしている。
❌ 誤り。肩関節に関節円板はない。正しくは、関節窩の縁を関節唇が取り巻いて受け皿を深くしている。
3. 胸鎖関節
✅ 正しい。鎖骨と胸骨の間に関節円板があり、関節腔を2つに分けて形の合わない両関節面の適合を補う。
✅ 正しい。鎖骨と胸骨の間に関節円板があり、関節腔を2つに分けて形の合わない両関節面の適合を補う。
4. 橈骨手根関節
✅ 正しい。近位の関節面は橈骨の手根関節面と関節円板(三角線維軟骨)でつくられ、遠位の手根骨と向き合う。
✅ 正しい。近位の関節面は橈骨の手根関節面と関節円板(三角線維軟骨)でつくられ、遠位の手根骨と向き合う。
5. 腕尺関節
❌ 誤り。腕尺関節に関節円板はない。正しくは、上腕骨滑車と尺骨の滑車切痕が直接向き合う蝶番関節である。
❌ 誤り。腕尺関節に関節円板はない。正しくは、上腕骨滑車と尺骨の滑車切痕が直接向き合う蝶番関節である。
【試験対策ポイント】
| 構造 | 代表的な関節 |
|---|---|
| 関節円板 | 顎関節・胸鎖関節・遠位橈尺関節(橈骨手根関節の近位面もつくる)・肩鎖関節(不完全なことが多い) |
| 関節半月 | 膝関節 |
| 関節唇 | 肩関節・股関節 |
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