第57回 作業療法士国家試験 午前 第70問
運動学第57回午前
第57回 作業療法士国家試験 午前 第70問(運動学)の正答は 2 です。図は椅子座位(膝屈曲位)の正面像である。
問題
右下肢の運動の様子を図に示す。関与する主な筋はどれか。
- 1. 膝窩筋
- 2. 大腿二頭筋 ✓
- 3. 薄筋
- 4. 半腱様筋
- 5. 縫工筋
正答:2番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 33.3%難問
36人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2番 — 大腿二頭筋
図は椅子座位(膝屈曲位)の正面像である。正面像では画像の左側が患者の右下肢になる。右下肢では下腿に回旋の矢印が描かれ、運動後は足先が外側(画像の左側)を向いている=膝屈曲位での下腿の外旋である。下腿を外旋させる主な筋は外側ハムストリングの大腿二頭筋である。
【各選択肢の解説】
1. 膝窩筋
❌ 誤り。膝窩筋は大腿骨外側顆から脛骨後面に付き、下腿を内旋させる(伸展位でロックされた膝のロックを外す)。正しくは、下腿の内旋に働く筋で、外旋とは逆である。
❌ 誤り。膝窩筋は大腿骨外側顆から脛骨後面に付き、下腿を内旋させる(伸展位でロックされた膝のロックを外す)。正しくは、下腿の内旋に働く筋で、外旋とは逆である。
2. 大腿二頭筋
✅ 正しい。大腿二頭筋は膝の外側を通って腓骨頭に付くため、膝屈曲位で脛骨を外側へ回す=下腿の外旋に働く。膝の屈曲にも働く。
✅ 正しい。大腿二頭筋は膝の外側を通って腓骨頭に付くため、膝屈曲位で脛骨を外側へ回す=下腿の外旋に働く。膝の屈曲にも働く。
3. 薄筋
❌ 誤り。薄筋は膝の内側を通り、脛骨内側面(鵞足)に付く。正しくは、膝屈曲と下腿の内旋に働く。
❌ 誤り。薄筋は膝の内側を通り、脛骨内側面(鵞足)に付く。正しくは、膝屈曲と下腿の内旋に働く。
4. 半腱様筋
❌ 誤り。半腱様筋は内側ハムストリングで鵞足に付く。正しくは、膝屈曲と下腿の内旋に働く。
❌ 誤り。半腱様筋は内側ハムストリングで鵞足に付く。正しくは、膝屈曲と下腿の内旋に働く。
5. 縫工筋
❌ 誤り。縫工筋も鵞足に付き膝の内側を通る。正しくは、膝屈曲と下腿の内旋に働く。
❌ 誤り。縫工筋も鵞足に付き膝の内側を通る。正しくは、膝屈曲と下腿の内旋に働く。
【試験対策ポイント】
| 下腿の回旋(膝屈曲位) | 主な筋 | 付着の目印 |
|---|---|---|
| 外旋 | 大腿二頭筋 | 腓骨頭(外側) |
| 内旋 | 半腱様筋・半膜様筋・薄筋・縫工筋・膝窩筋 | 鵞足など脛骨内側・後面 |
- 下腿の回旋は膝が屈曲しているときに起こる(伸展位ではほとんど回旋しない)
- 膝の外側を通る筋=外旋/内側を通る筋=内旋、と付着の位置で判断する
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