OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

第57回 作業療法士国家試験 午前 第78問

臨床心理学第57回午前

第57回 作業療法士国家試験 午前 第78問(臨床心理学)の正答は 5 です。ワーキングメモリー(作業記憶・作動記憶)は、情報を短期的に保持しつつ操作・処理する記憶であり、前頭前野(背外側前頭前野)が中心的役割を担う。

問題
記憶と関係部位の組合せで正しいのはどれか。
  1. 1. 長期記憶 ── 視床
  2. 2. 手続き記憶 ── 扁桃体
  3. 3. プライミング ── 小脳
  4. 4. エピソード記憶 ── 松果体
  5. 5. ワーキングメモリー ── 前頭葉

正答:5番

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解説
■ 正答:5番 — ワーキングメモリー ── 前頭葉

ワーキングメモリー(作業記憶・作動記憶)は、情報を短期的に保持しつつ操作・処理する記憶であり、前頭前野(背外側前頭前野)が中心的役割を担う。


【各選択肢の解説】

1. 長期記憶 ── 視床
❌ 誤り。長期記憶(特にエピソード記憶の固定)には海馬・側頭葉が関与。視床は記憶関連部位(Papez回路に含まれる)だが、長期記憶の部位として直接的ではない。
2. 手続き記憶 ── 扁桃体
❌ 誤り。手続き記憶(技能・運動学習)は基底核・小脳・補足運動野が関与。扁桃体は感情記憶・恐怖条件づけに関与。
3. プライミング ── 小脳
❌ 誤り。プライミング(事前の経験が無意識に記憶・反応に影響)は大脳皮質(後頭葉・側頭葉)が主に関与。小脳は運動学習・手続き記憶に関与。
4. エピソード記憶 ── 松果体
❌ 誤り。エピソード記憶(個人的体験の記憶)は海馬・内側側頭葉が重要。松果体は概日リズム(メラトニン分泌)に関与。
5. ワーキングメモリー ── 前頭葉
✅ 正しい。背外側前頭前野(DLPFC)がワーキングメモリーの中枢として機能。

【試験対策ポイント】

記憶の種類関与する部位
エピソード記憶海馬・内側側頭葉
意味記憶側頭葉連合野
手続き記憶基底核・小脳
プライミング大脳皮質
ワーキングメモリー前頭前野(背外側)
感情記憶扁桃体

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ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、作業療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

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