第57回 作業療法士国家試験 午前 第100問
臨床医学第57回午前
第57回 作業療法士国家試験 午前 第100問(臨床医学)の正答は 1・2 です。1つ選ぶ問題だが、公式正答では1番・2番のどちらを選んでも正解とされた。
問題
ベンゾジアゼピン系睡眠薬の副作用はどれか。
- 1. 下痢 ✓
- 2. 運動失調 ✓
- 3. アカシジア
- 4. 逆行性健忘
- 5. Parkinson症候群
正答:1・2番(いずれでも正解)
次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。答えはアプリの学習記録に残ります(登録不要) — 弱点分析・成績グラフはアプリで
この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 30%参考値
20人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
👥 読者の報告をもとに修正済み(2026-10-06)— ご指摘ありがとうございました
■ 正答:1・2番 — 下痢・運動失調
1つ選ぶ問題だが、公式正答では1番・2番のどちらを選んでも正解とされた。ベンゾジアゼピン系睡眠薬はGABA-A受容体の働きを強めて中枢神経を抑制する薬で、ふらつき・眠気・筋弛緩・前向性健忘などが副作用になる。抗精神病薬(ドパミン遮断薬)の副作用と取り違えないことが要点である。
【各選択肢の解説】
1. 下痢
✅ 正しい。頻度は低いが、ベンゾジアゼピン系睡眠薬の添付文書には悪心・食欲不振などとともに下痢が消化器系の副作用として記載されている。
✅ 正しい。頻度は低いが、ベンゾジアゼピン系睡眠薬の添付文書には悪心・食欲不振などとともに下痢が消化器系の副作用として記載されている。
2. 運動失調
✅ 正しい。中枢抑制と筋弛緩作用によりふらつき・運動失調が起こる。高齢者では転倒・骨折の原因になる。
✅ 正しい。中枢抑制と筋弛緩作用によりふらつき・運動失調が起こる。高齢者では転倒・骨折の原因になる。
3. アカシジア
❌ 誤り。正しくはアカシジア(じっと座っていられない)は抗精神病薬などドパミン受容体遮断薬の錐体外路症状である。
❌ 誤り。正しくはアカシジア(じっと座っていられない)は抗精神病薬などドパミン受容体遮断薬の錐体外路症状である。
4. 逆行性健忘
❌ 誤り。ベンゾジアゼピン系睡眠薬で起こるのは、正しくは前向性健忘(服用後の出来事を覚えていない)である。服用前の記憶が失われる逆行性健忘ではない。
❌ 誤り。ベンゾジアゼピン系睡眠薬で起こるのは、正しくは前向性健忘(服用後の出来事を覚えていない)である。服用前の記憶が失われる逆行性健忘ではない。
5. Parkinson症候群
❌ 誤り。正しくは薬剤性パーキンソニズムは抗精神病薬や一部の制吐薬などドパミン受容体遮断薬で起こる。
❌ 誤り。正しくは薬剤性パーキンソニズムは抗精神病薬や一部の制吐薬などドパミン受容体遮断薬で起こる。
【試験対策ポイント】
| 薬 | 主な副作用 |
|---|---|
| ベンゾジアゼピン系睡眠薬 | 眠気の持ち越し・ふらつき(運動失調)・前向性健忘・依存・離脱時の反跳性不眠 |
| 抗精神病薬 | アカシジア・パーキンソニズム・ジストニア・遅発性ジスキネジア |
- ひっかけ:「健忘」の向き。ベンゾジアゼピンは「前向性」
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