第57回 作業療法士国家試験 午前 第99問
臨床心理学第57回午前
第57回 作業療法士国家試験 午前 第99問(臨床心理学)の正答は 4 です。暴露反応妨害法は、不安を起こす刺激にあえて向き合い(暴露)、不安を打ち消すための強迫行為をさせない(反応妨害)行動療法である。
問題
疾患と治療の組合せで正しいのはどれか。
- 1. PTSD ─── 電気けいれん療法
- 2. 心気障害 ─── 持続エクスポージャー法
- 3. 解離性健忘 ─── 自律訓練法
- 4. 強迫性障害 ─── 暴露反応妨害法 ✓
- 5. 身体化障害 ─── 系統的脱感作法
正答:4番
次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。答えはアプリの学習記録に残ります(登録不要) — 弱点分析・成績グラフはアプリで
この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 96.4%参考値
28人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:4番 — 強迫性障害 ─── 暴露反応妨害法
暴露反応妨害法は、不安を起こす刺激にあえて向き合い(暴露)、不安を打ち消すための強迫行為をさせない(反応妨害)行動療法である。強迫行為をしなくても不安が下がっていくことを体験させるので、強迫性障害の代表的な心理療法になる。
【各選択肢の解説】
1. PTSD ─── 電気けいれん療法
❌ 誤り。正しくはPTSDには持続エクスポージャー法・認知処理療法・EMDRなどのトラウマに焦点を当てた心理療法を用いる。電気けいれん療法は重症・薬物抵抗性のうつ病などに用いる。
❌ 誤り。正しくはPTSDには持続エクスポージャー法・認知処理療法・EMDRなどのトラウマに焦点を当てた心理療法を用いる。電気けいれん療法は重症・薬物抵抗性のうつ病などに用いる。
2. 心気障害 ─── 持続エクスポージャー法
❌ 誤り。正しくは持続エクスポージャー法はPTSDのための治療法(Foaが開発)である。心気障害には認知行動療法などを用いる。
❌ 誤り。正しくは持続エクスポージャー法はPTSDのための治療法(Foaが開発)である。心気障害には認知行動療法などを用いる。
3. 解離性健忘 ─── 自律訓練法
❌ 誤り。正しくは自律訓練法(Schultz)は心身症や不安・緊張に対するリラクセーション法であり、解離性健忘に特有の治療法ではない。
❌ 誤り。正しくは自律訓練法(Schultz)は心身症や不安・緊張に対するリラクセーション法であり、解離性健忘に特有の治療法ではない。
4. 強迫性障害 ─── 暴露反応妨害法
✅ 正しい。たとえば汚れが気になる人に汚れたものを触らせ、手洗いをさせずに過ごしてもらう。繰り返すうちに不安が自然に下がり、強迫行為が減っていく。
✅ 正しい。たとえば汚れが気になる人に汚れたものを触らせ、手洗いをさせずに過ごしてもらう。繰り返すうちに不安が自然に下がり、強迫行為が減っていく。
5. 身体化障害 ─── 系統的脱感作法
❌ 誤り。正しくは系統的脱感作法(Wolpe)は恐怖症などの不安障害に、リラクセーションと不安場面のイメージを段階的に組み合わせて用いる治療法であり、身体化障害に特有の治療法ではない。
❌ 誤り。正しくは系統的脱感作法(Wolpe)は恐怖症などの不安障害に、リラクセーションと不安場面のイメージを段階的に組み合わせて用いる治療法であり、身体化障害に特有の治療法ではない。
【試験対策ポイント】
| 治療法 | 主な対象 |
|---|---|
| 暴露反応妨害法 | 強迫性障害 |
| 持続エクスポージャー法 | PTSD |
| 系統的脱感作法(Wolpe) | 恐怖症 |
| 自律訓練法(Schultz) | 心身症・不安・緊張 |
| 電気けいれん療法 | 重症・薬物抵抗性のうつ病など |
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